植山さんとは、私が仕事をしている当時にお会いして以来、本当に不思議なご縁でお付き合いをさせていただいております。一緒にテレビ番組を作らせていただいたり、本当に楽しい時間を過ごしてきました。そして、不思議と、その当時だけではなく、こうして今までお付き合いくださっています。もう、私が住職になって10年になろうとしているのに、忘れずにいてくださるだけでも有難い。
その人間性が魅力です。明るくて、前向きで、不屈の精神力を持ちながら、優しい、思いやりがある。そして、人生を心から楽しんでおられる。
先日、お寺に寄りたいというご連絡をいただき、今日はビジネスパートナーの加藤社長とお二人で妙深寺にお参詣くださいました。14時からじっくりと2時間。あっちに行き、こっちに行き、私の話が脱線気味で申し訳なかったのですが、久しぶりに植山さんにお会いした緊張と、優しく、品のある加藤社長とお会いして、調子に乗って話をしてしまいました。すいません(涙)。
それにしても、植山さんはすごい方なのです。この御縁をいただいたのも、本当に、おはからい、お導きだったと思います。
嬉しかった思い出は、僕が大好きだったリチャード・ブランソンと会食をさせてもらったことでした。植山さんとお会いする前、私はある本に出会い、その著者であるリチャード・ブランソンという人物に憧れました。屈託のない前向きな明るさ、不屈の精神力、チャレンジ・スピリット、どれもこれも型破りで、おもしろい。今でこそエリザベス女王から「Sir」の称号をもらっていますが、若い頃は全くつかみ所のない、ムチャクチャな若者でした。
そんな自分が植山氏に出会ったわけですが、その、憧れのリチャード・ブランソンとは大変なお友だちで、私が大切にしていた本、「ヴァージン・僕は世界を変えていく」の翻訳は、何と植山氏がしていたというのです。まさか。信じられませんでした。
実は、家に帰って、自分の大切にしていた本を見てみました。確かに、本の表紙に翻訳者として植山さんの名前がある。ありゃりゃ、ほんまや、と。
そして、それ以降も、植山さんはこんな若造にお付き合いくださっていたのですが、ある時、リチャードが日本に来て赤坂で食事をする、一緒に食事をしようよ、とお声をかけていただきました。本当に、こんな機会を与えていただくとは思っていませんでしたから、感激しました。
それ以降も、いろいろと勉強させていただきました。いつも、植山さんから勉強させていただきました。今日も、勉強させていただきました。生きてこられた年輪が違うのは当然ですが、実際に世界を舞台に活躍してこられた方から学べるなんて、幸せです。
植山さんには、いつも大切な機会を与えていただき、感謝しか浮かびません。これからも、末永くよろしくお願いいたします。デレデレの写真で恥ずかしいのですが、ブランソンと食事をし、握手をしながら撮った写真は宝物です(涙)。
宝物のような彼の本に、彼から自筆のサインもいただいて、これもうれしかったなぁ。いつも書いていますが、一人が変われば世界が変わる、を実際に体現したような人の中の一人だから。「僕は世界を変えていく」ですもの、サブタイトルが。今では宇宙旅行の会社をやってるし、すごいです。ヴァージン・ストアでは買い物をしたことがありますが、ヴァージン・アトランティック航空は高級すぎて乗ったことがありません(涙)。
とにかく、久しぶりにお会いできて、うれしかったです。ありがとうございます。
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