月のスリランカから、ようやくシンガポールに到着しました。フライトが2時間近く遅れ、本当に苦しかったです。参りました。
今回の出張スケジュールを立てた時には全く知らなかったスリランカのべサック。まるで東洋のお正月と西欧のクリスマスが一緒になったような盛大なお祭りで、街中の家々がイルミネーションでキラキラと輝いていました。僕たちのイメージだと、それはクリスマスのイルミネーションなのですが、よく見ると、そのイルミネーションの中心には仏陀がおられます(笑)。すごいな仏教。そう思いました。
夕方、建築士の方に来ていただいてご挨拶しました。その後、Skypeを使って良潤師が細かく改築のための打ち合わせをしてくれていました。
19時半、大活躍の青年会のみんなも一緒にペレラさんの家に向かい、お助行させていただきました。ペレラさんも最近ずっと頑張ってご奉公くださっている頼もしい方です。奥さまがみんなにご供養を用意してくれていました。とっても美味しかったです。
一度センターに戻り、荷物を積んで空港に向かいました。車の窓からべサックの賑やかさや華やかさを見ました。日曜日の夜、本当にすごい人出でした。小さなトラックの荷台に若者たちが20人くらい乗っていて、その彼らが騒いだので見てみると、オートバイに4人乗りしてる家族に拍手してました(笑)。もはやここまでくると曲芸です。家族芸!
もう一つ、すごいものを見ました!小さな移動遊園地・カーニバルが来ていたようで、そこで小さな小さな観覧車を見ました。テレビ番組「世界の果てまで行ってQ」で紹介されたようなサイズ。それがやはり同じようにあり得ないほど早い回転で回っていました(笑)。もはや観覧車のスピードではなかったです。
さらに驚いたのは、グルグル回る観覧車の座席ボックスから上や下の別のボックスに乗り移っていくのがイケテル青年の証明なのか、何人もの青年がスパイダーマンのように観覧車のボックスからボックスへ乗り移っていました。すごいスピードなのに(笑)。事故なんて起きても自己責任ということなのかなー。びっくりしました。
そうしたスリランカの人々を照らす大きなお月さま。明るくて、美しくい。きっと、スリランカの人たちは日本人の僕たちとは違う気持ちで、お月さまを見上げているのだと思いました。
車の中でダスンと話をしました。
「ダスンは、太陽と、お月さまと、どっちが好き?」
ダスン君は答えました。
「うーん、月ですねー」
まさに一年中30度前後の気温が続くスリランカです。太陽は少し強過ぎます。強烈な陽射しが夕陽となり、穏やかで涼やかな夜が訪れます。その夜の闇を照らすお月さま。スリランカの人たちは仏陀の素敵なお話と重ね合わせてお月さまを愛していると思いますが、そうした気候の違いもボヤデーやべサックを祝う気持ちに関係しているのかもしれません。
昨夜、スリランカを深夜に出発しましたが、ほぼ2時間近くフライトが遅れて弱りました。本当に、弱るとはこういうことかというくらい、弱りましたー。
明日のフライトも、1時過ぎなんですよね。こんな時間ばっかりだー。遅れないでくれー。
2013年5月27日月曜日
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