2013年5月8日水曜日

子どもの心、親の心得

今夜から、子育てに関する様々な問題と、子どもたちを守り、育てるための、実践的で有効な知識を学ぶべく、ある養成講座に通い始めます。

特別、私は自分の子どもの教育に熱心なわけでも、育児に自信があるわけでもありません。しかし、近年ご奉公の現場で見聞きするのは、まさに家族の問題、成長してゆく一人の人間の人格の問題です。大人たちの役割、関わり、地域の在り方、社会の在り方を考えざるを得ません。子どもたちの成長は待ってくれません。今こそ、何らかの具体的な手立てや、共通の認識が必要なはずです。

心。心の健康。心の風邪。心の状態。人格。性格。人となり。

多くの人と接する中で、その多くの人にコミュニケーション能力の欠乏や偏ったこだわり、その他の同じような症状、兆候が出ているように思います。

こうした症状については様々な分野から様々な見解が述べられてきました。

しかし、いずれにしても、私たちは直面しています。人間の生活様式やコミュニケーション・ツールが変わったのと同じように、そのマイナスの影響が、私たち自身の心や、何よりピュアな子どもたちの心に表れています。

なぜこうしたことが起こるのか、それに対する個々人の対策、親の対策、周囲の心得、地域や社会での取り組みは出来ないのか。

まず、住職が代表で受講することになりました。

下記、事前課題として2冊の本を読み、それについての見解を書かなければなりませぬ。勉強になりますが、時間が無くて焦ります。

それでも、読み始めると、すぐに「すべての親、いや、親だけじゃない、みんなに読んでもらいたい」と思いました。大切なことが、たくさんあります。

大学では教育学を学んだことになっていますが、やり直します。とにかく、今まで以上に、心の闇、家族の問題に真っ正面から取り組んで、子どもたちの健やかな成長のために学びたいと思います。

家族でご信心をすることの大切さを、より分かりやすく説けるようになりたい。

『史上最強 図解 よくわかる発達心理学』
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『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』
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