2013年5月4日土曜日

連休中の京都

京都に着きました。今夜は長松寺のお総講です。連休中でも変わらず勤めさせていただく麩屋町のお総講。129年目。

昨夜23時過ぎ、地獄の淵にいる男性の話を聞いていました。極道としての半生、人を追い込むことで成立する生活、シノギ、稼ぎ。救いを求めていながら、救いを拒絶し、裏切り続けてきたことの自覚。

いいことがあっても募る不安。当然、悪いことがあれば自分を責め続ける。悪循環。そんな言葉ですら片付けられない。善悪は、すべて分かっている。昔々、そう教えていただいたのです。

田畑さんの言葉。彼の心に響いたようです。感謝していました。私は、少し厳しくお話したけれど。とにかく、極道だろうと、悪魔だろうと、そのままではそのまま。お寺にお参りする以外に、何があるか、次があるか、その苦しみから抜け出せるのか、と話しました。届いているといいのですが。

午前中、ご回向の一座を勤めさせていただいて、午後に京都まで帰ってきました。

さすがに、先月末からの疲れが出ているようで、新幹線の中でウトウトしていました。明日から教区御講なので、今日はお祖師さまの御妙判『十法界明因果抄』を印刷して持ってきたのですが、半分も拝見できませんでした(汗)。

天に凶変、地に凶夭の続く昨今、『瑞相御書』と併せて、重ね重ねて拝見すべき御法門です。御歳39才の時にお認めになられた御妙判。本当に、有難いです。

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