2013年5月26日日曜日

今回のSermon

3連休のベサックの中、200名を超えるお参詣をいただいて、盛大に御講を奉修させていただきました。

誰が見ているわけでもなく、目立つわけでもない。献身的な、コツコツとした本当のご奉公が、このスリランカでも積み重ねられています。連日連夜のご奉公、ありがとうございました。みんながいてくれるから、ご奉公させていただける。

"Think Globally, Act Locally"

世界中と繋がっていることを感じながら、自分の持ち場で精一杯のご奉公させていただく。

今回のSermonは、大きく2つのポイントについて説かせていただきました。

一つには、この御題目の御力の凄さ、尊さについて。いくつか実例を挙げて、「妙とは蘇生の義なり」という御妙判の如く、ダメなものがダメではなくなるご信心の尊さ、御題目の御力の凄さをお伝えしました。

そして、一つ目よりも大切なポイントだとした上で、二番目に間違ったご信心の仕方についてお話をしました。サッダルマ・プンダリーカ・スートラ(法華経)の第三章、譬喩品に仏陀が説かれた「汝舎利弗、尚お此の経に於ては、信を以て入ることを得たり」とのお言葉を示し、その後に仏陀が何を説かれたかお伝えしました。スリランカの人々は敬虔な仏教徒であり、お経文の大切さを知っておられます。

仏陀が、この諸経の王・法華経に於いては、信仰心(サッダーワ)さえあれば誰でも御仏の世界に入ることが出来ると説いてくださったことは、誰もが、速やかに、容易に、現証の御利益を頂戴することができることを示しています。

しかし、この言葉に続いて、仏陀は逆に功徳のいただけない者の心、つまり、そこに至る唯一の鍵、「信仰心(サッダーワ)」と対極にある心や所作振舞について説いているのです。この点を見落として、本物のご信心は続きません。ここに説かれた注意点を細かくすれば14に分けることが出来ますが、それらを全て挙げて説明していたら時間がかかるので要点だけお伝えしました。幸せの邪魔、現証の御利益の邪魔をする「謗法」の心とは、どういう心、所作、行為行動のことか知っていただきました。

簡単に言えば、それは、御本尊さまや、ご信者の仲間に対して、素直さと、正直さを失った人のことです。
自分が一番正しいと思う人。
欲深い人。
気分のいい時は出てきて、気に入らないことがあると来なくなる人。
怠ける人。
ケチな人。
仲間の和を乱す人。
ご奉公する人を妬む人。
ご奉公する人を憎む人。
などなどです。
今回のスリランカの全ての御講ミーティングで説かせていただいたのは、この御法門です。

Each of those is an obstacle to your happiness and receiving of benefits. So they are the Wrongful believes. But today I am not going to explain them one by one. Simply they are impure acts that would badly effect the faith of others, and wrongful to the Gohonzon and other members.
Those who always think that they are correct
Those who are full of earthly desires
Those who are there only when they have benefits and runaway from difficulties
Those who are lazy and neglectful
Those who are stingy and greedy
Those who betray their friends
Those who are jealous with people who conduct Bodhisattva activities
Those who hate the people who conduct Bodhisattva activities

One shall not receive the merits of Lotus Sutra if you have even a one of those instead of the fact that you are a HBS member. You shall not be happy and you will never receive the manifest benefits.

そして、お懺悔の大切さと実践を説かせていただきました。いくら御題目がパワフルだと言って、勝手な一人信心は許されません。10周年から15周年へ。私が思うところは、こうしたことでした。

今回もPracticalな御法門でしたが、お参詣者が少しでも佛立信心の実践を進め、深めていただければと思います。

Of course Sri Lankan members are well aware of the power of Odaimoku. However, you should learn the wrongful believes and Repentance more & more. So, you should repent without delay when you become aware, that you have committed a wrongful deed towards the Dharma.

So please practice the faith of HBS and become the true followers of Lotus Sutra. You can receive the manifest benefits of fine dharma and, further can propagate it to others.
Let us all engage ourselves in chanting Odaimoku, Okyokei nad Shakubuku. And let's celebrate the 15th Anniversary so that we shall all share the happiness of Buddha.

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