2013年5月6日月曜日

キャラバン

黄金週間と呼ばれる連休も今日が最後の日となりました。たっぷりお休みを楽しまれた方もいると思いますし、ずっとお仕事の方もおられると思いますし、連日ご奉公に励まれた方もおられると思います。

昨日から教区御講が始まり、今日も三席の教区御講を奉修させていただきました。たくさんのお参詣、ありがとうございました。実は、京都から横浜まで飛ぶように往復して、やっぱり少し疲れましたー。とにかく、一日一日のご奉公を、無事にさせていただけて、有難く思います。

戸塚教区の教区御講で、素晴らしいご披露がありました。夏のキャンプについてのご披露ですが、あまりにも中身がご信心に満ちていて、妙深寺が子どもたちに伝えようとしていることはどんなことなのか、噛み砕いてくれていて、素敵で、感動しました。これだから、頑張れます。倒れそうになっていても、力が湧いてきます。ありがとうございます。

境内では、今日も着々とツリーハウスの建設が進められています。全くお手伝い出来ていませんが、見ているだけの私まで子どものようにワクワクします。ご奉公いただいている皆さま、ありがとうございます。

「日蓮が慈悲昿大なれば」というお祖師さまのお言葉があります。「自分の慈悲が、もっと広大であれば」という思い、いつも心掛けています。それは、まるで「自分の器がもっと大きければ」という思いにも似ていて、自分の愚かさ、自分の頑固さを戒める言葉だと思っています。

自分の慈悲が足りなくて、自分の器が小さければ、御法さままで小さくしてしまう。救える人まで救えなくなってしまう。このキャラバンのリーダーになった以上は、苦労を買って出て、修行しなければならないと教えていただきました。

「辛いから止めようよ」「無理だよ」などを言い、いつも自分のことばかりで足を引っ張る人もいます。でも、いつも誰かのことを考えて、挫けそうになるのを励ましてくれる人もいます。同じでも、全く違う。

どちらで生きるのか。どちら側で生きてゆくのか。そう問われたら、やはり、人の心の中にある菩提心を励ましてゆける人間でありたい。

この旅。自分も、喉の渇きに耐え、険しい道を歩む一人の旅人に違いない。だけど、苦しくて、辛くても、隣りに歩く誰かを励まして、支えて、目的地まで、みんなで一緒にたどり着きたいのです。

キャラバン。いい言葉ですね。「Get here」という大好きな曲を思い出してしまう。歌詞の内容は違うけど、とっても、とってもいい曲です。

何とか、御法さまの尊さをそのままお伝えできるようになりたいです。

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