明日、3月6日の夜22時から、六本木、ミッドタウンの前にあるインシー六本木店さんで、満月の夜の行事として、マリ先生とレッスンをさせていただきます。
私は、マリ先生のヨガ講座に引き続いて、一人の僧侶として、みなさんの前で上行所伝の御題目をお唱えさせていただきます。
みなさん、一年前の食事を、誰としたか、何を食べたか、なかなか覚えていないものですよね。
でも、ちょっとした退行催眠を行ったりすると、全部スラスラと思い出して、お話くださるものなのですね。
人間の脳、心は、いろいろなことを蓄積しています。
人間は、「忘れる」ということが出来るから、平常心を保ち、まっすぐ生きていけると言われているくらい。
たしかに、全部覚えていたら、ちょっと大変です。
そう、でも、「記憶されている」、いや「記録されている」と言った方が正確かもしれませんが、すべての行為は種となり、記録されていて、表層の自分は覚えていなくても、忘れてることにしていても、深層の自分は覚えていて、その行為の集積による「種」が、今の、未来の、自分に、何らかの影響を与えていくのです。
仏教というのは究極の臨床心理、私たちの言葉でいえば「罪障消滅」を願うもので、忘れているつもりの「マイナス」の「行為」の「種」を、何とかしよう、というものなのです。
倶舎論、唯識論、ヴァスバンドゥ(天親)、
瑜伽師地論など、世の中にいろいろな理論や健康法やメソッドがあるように、仏教にもいろいろな理論や観念観法、修行の方法があり、それらを突き詰めてきて、ここにもっともシンプルな修行をご紹介したいと思います。
ポピュラーなようで、ポピュラーではないから。
実体験してもらいたいと思って。
本物のお坊さんによる、本物のお経、御題目を、聞いてみていただきたいと思います。
マグマで。
ちなみに、マグマはいかがわしい宗教とは全く関係ありませんから(笑)。
ただ、お坊さんに優しく、オープンなだけです。
古い友人である方々に、こうした機会をあたえていただいて、とっても有難く思います。
近い将来、ニューヨークのアポロシアターで、こういうセッションやライブを行いたい。
そのくらい、もっともっと、この上行所伝の御題目を、聞いて、唱えていただだきたい。
明日、僕もスタジオには、どんな宗派も持ち込みません。
ただ、上行所伝の御題目だけ。
みなさんと一緒に素晴らしい空間を作りたいと思います。
満月の夜に。
すてきなポスターを作ってくださいましたので、添付しますー。
ありがとうございますー。
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