3月10日、これから教区御講。
横浜市内を南下しています。
終了後、駅に走り、一人で電車に乗って岩手県陸前高田市へ向かいます。
明日は特別な日。
たくさんの方々にとっても、自分にとっても。
身体がきつくて、動きが悪い。
本当は、もっとゆったり時間を組み、そしてみんなと一緒に移動したり、みんなと一緒に過ごしながら、ご奉公させていただきたい。
しかし、それもなかなか出来ず。
宗門のご奉公は、中澤さまのご協力による津波ヴァイオリンと、宮澤和樹さまのご協力による賢治のヴァイオリンが、はじめてコラボレーションすることになり、第7回忌の法要に併せて、私たちらしい支援活動の一つの大きな節目を企画することが出来ました。
小野山淳鷲師が四国から車で向かってくれています。
妙深寺からは陸前高田へ車が出発しました。
もっと出来ることがあったかもしれませんが、とにかく。
僕は中途半端に駆けつけるだけ。
明日、午前と午後、陸前高田で御題目を、精一杯、精一杯、お唱えさせていただきます。
そして、横浜に戻る。日曜日は教区御講が3席。みんなとゆっくり語り合う時間もない。
「そんなことをして、いったい何になるんだ。」
本当にそんな声が聞こえてきそうです。
実際、自分の胸の中にも、そんな声がこだましています。
でも、行かせていただきたい、行かなければ申し訳ないと思っています。
自分の人生にとって、特別な日。
6年前の3月から始まった支援活動、あの水素爆発したばかりの福島第一原子力発電所をかすめながら、死を覚悟して向かった支援活動、その自分の気持ちに、今までの月日に、ご奉公に、しっかりと節目を刻みたい。
重たい身体を引きずりながら、クリキンディやキジを思い返して、限られた能力や時間しかないけれど、自分に出来る精一杯を、させていただこう。
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