タイ航空の用意したホテルに泊まり、朝一番で空港へ移動して大行列に並びました。
NHKの講座、本当に申し訳ないです。お忙しい方々ばかりなのに(涙)。
カトマンズの空港では、とりあえずバンコクまで移動すること、バンコクから日本までのフライトは分からない、日本便へのフライトは満席で取れない、と言われてしまいました。
同便に、ドリフの頃から憧れていた由紀さおりさまがおられて、遠くから「さおりさまも我慢しておられる」と自分を励ましていました。
桜が散るまでに帰れるだろうかと心配していたのですが、先ほどバンコクに着き、いま上海を経由して日本へ帰るフライトをアテンドすることが出来ました。
このまま深夜までバンコクの空港で待ち、上海に向かいます。
朝5時過ぎに上海までたどり着き、29日の昼12時過ぎに帰国できそうです。
トラブルがなければ。
今回、ギャヌを連れてきています。
ギャヌは昨年4月に発心し、11月から親会場に入って見習いとしてご奉公してきました。
いよいよ妙深寺での教務見習いがスタートしようとしているフライトで、この感じ(笑)。
ギャヌには「きっと御法さまがお前を求めてない」とイジワルを言っていました。
しかし、いつも、彼にも、みんなにも、話をしてきました。
この御本尊をいただき、HBSのご信心を始めたあなたに、確信して言えることがある。
順調におごらず、逆境にあきらめなかったら、必ずよくなる、必ず結果が出る、あとで分かる。
ブッダも覚りの前には様々な邪魔が入り、彼の心を折ろうとした。
いわんや、僕らのような者がだ。
正しい道を歩もうとしている時に、思いがけない悪いことが起こる。
そこで迷ってどうする。
そこで迷わず、あきらめず、ひたむきに前に進んだから、ブッダはエンライトメントに至ったのだ。
迷妄な人にこれを説けば頑固になるだけ、間違った道を進み、反省できない、改良しない、などになるから、なかなか声高に言えません。
難しいですね、人間や人生の真理はデカルト的な二元論ではなく、何重にも重なっていて、その人自身に心境や状況やレベル、タイミングによるものです。
赤ちゃんの滋養にいいからとステーキは食べさせられないし、大人の身体はミルクだけで動かない。
ただ単純に、正常性バイアスの如く生きたりする人もいます。
いい事と悪い事に一喜一憂して、くっついたり、離れたりする人。
いい事は自分の手柄、悪い事は人のせい、占い好き、出世を求めて改名したり、ジンクスに毛が生えたようなことに終始している人は、せっかくの貴重な人生の大半を無意味にしているようで、残念としか言いようがありません。
罪障消滅、心を決めたら、折れず、迷わず、真実の道を歩めますように。
ギャヌは素晴らしい教務さんになるかも知れませんね。
やっと乗れた飛行機の前で、教化親の清行とギャヌを撮りました。
今はバンコクの飛行場でイスに寝ながら深夜のフライトを待っています。
あと15時間。
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