2000メートルの山小屋、バンブーまで戻ってきました。
サントスが一緒に道案内をしてくれました。
誤解していました。
サントスはラマホテルの息子ではありませんでした。
彼は僕たちの親会場があるヌワコット郡に両親がいるのですが、働くためにここに来ているとのことでした。
1ヶ月のお手当は4000円。
その全額を両親に送っています。
本人に聞いたら、僕には食べるものと寝るところがあればお金は必要ないそうで、お祭りの時にお父さんが買ってくれた帽子を大事に大事にしています。
いま、2400メートルにあるラマホテルと、2000メートルのバンブーのホテルを2つかけもちして働いています。
やっぱり勉強はしたい!と言っていました。
勉強させてあげたいなー。
ずっと丁寧に道案内をしてくれていたので、サントスの里親になれないかバンブーのオーナーにお話しました。
これからサントスと別れて、まだ4時間ほど歩きます。
足取りのゆっくりなロシア人のアイセンと僕は、ギャヌと一緒に先行しています。
今夜はやっと親会場まで戻ります。
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