新幹線で長野に向かってます。
季節が変わる節目に、僕たちは先祖を想い、先祖に出会う。
命を見る。
命を感じる。
あと何回、海に行けるか、山に入れるか。
そんなに行けるものじゃない。
春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て、また春が来て。
簡単なことじゃない。
父がいてくれた春。母がいてくれた秋。
家族と過ごした夏、君がいてくれた冬。
すべては変わってゆくから、時間は待っていてくれないから、今を大事にする。
季節の節目を、大切に過ごすんだ。
僕たち仏教徒、特に日本の仏教徒は、春と秋にお彼岸を迎えます。
何事も、意味をつけるのは自分。
毎日なにも感じずに過ごしている人もいるし、毎日つまらない意味づけをして生きている人もいる。
天から見ても、地から見ても、依正不二(仏教用語)にして透明なる真実を感じて、今日を生きる。
今日も、すてきな、素晴らしい一日に出来るのは自分だけ。
自分だけ。
自分の足でお参りし、自分の口でお唱えし、自分の心で大切な人を想う。
お彼岸の総回向、ありがたいです。
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