いま、バイクを停めてあるベースのホテルまで降りてきました。
こんなに歩いたのは人生ではじめてでした。
2つの足しか頼るものがない時間は、とても学びが深いです。
たくさん学びました。
とても登れないと思う坂も、一歩はほんの10センチ足らずで、踏み重ねてゆけば必ず登れること。
長い休憩を取るとむしろ疲れがたまって歩けなくなること。
休憩の後は必ず最初に倍の辛い時間が来ること。
座ってゆっくり休むより、立ったままのがいい。
急いで歩くより、ゆっくり小さな一歩を重ねること。
当たり前のことばかりですが、ゆっくり習得しました。
復習かな。
また一つバージョンアップしたと思います。
大地震で亡くなられた方々の追悼だけではなく、コアなメンバーと厳しい行程を共にしたことや、たくさんの深いレクチャーが出来たことは、HBSネパールの現在にとって、最も重要な時間であったと思います。
こんな運動不足のボロボロな住職に、よくぞこんな過酷なご奉公をさせるもんだ(笑)。
清行やネパールのメンバーは、いったい僕をどんな人間だと思ってるんだ(笑)!
「だってジェットスキーのプロだったでしょ?」って、30年前だわ(笑)!
本当に、3600メートルで眠った夜は死にそうになって、清行に自分が死んだら身体を日本まで持って帰ろうとせず、ここで荼毘にふして骨のカケラだけ持って帰ったらいいと話していました(笑)。
半分冗談、半分本気。
とにかく無事に帰ってこれて、よかった。
また、HBSネパールは強くなりました。
10才のサントスのお父さんにもなるし、頑張ります!
ご心配、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。
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