2009年11月9日月曜日

遠妙寺での感動

 昨日の遠妙寺の高祖会、併せて遠妙寺中興日玄上人二十三回御忌のご奉公について書かせていただかなければ次に進めないように思っています。

 本当に、帰り道、一人で池袋から運転して帰ってきたのですが、何とも言えない気持ちになりました。ご弘通のご奉公の有難さ、うれしさを感じていました。本当に、勉強になりました。

 遠妙寺では、この日のために2ヶ年で奉安教化100戸の誓願を立てておられたとのこと。その間、本当に、ご信心の真髄を、御導師や御講師方、ご信者で練りに練り、語りに語り、ここまで来られたのではないだろうか、と感じられました。奉安お教化も、ここまで110戸(すいません、正確な数字をメモできませんでした)近くを成就され、個人でのお教化も50人近くまで成就されたとのこと。本当に、ありがたいことです。

 お会式。このご奉公は、妙深寺でも工夫をこらし、司会の説明も丁寧に、流れをスムースに、お参詣の誰もがご信心増進できるようにと努力をし続けてきましたが、だからこそ、一つ一つ、司会の方がお話しする言葉一つ一つ、次第一つ一つ、タイミング一つ一つ、映像一つ一つ、後ろでかすかに流れる音楽一つ一つ、座の中でお見せしたいこと、届けたいことの一つ一つが、「あぁ、これもされたのか」「あ、こんなことも取り入れたのだなぁ」と感心し、妙深寺でも出来ていないこと、したかったことが実現していたことに、本当に、頭が下がりました。素晴らしいご奉公をされていました。

 遠妙寺中興日玄上人の記念ビデオも、言わんとされていることが明確で、素晴らしい。ビデオの最後に日玄上人の肉声が入れられており、そのお言葉が胸にしみました。ご弘通ご奉公、菩薩行と異体同心の大切さ。和気藹々の、あたたかさをもって、ご弘通ご奉公に励ませていただくことが大切だと教えていただいておられたのだと、御導師の御慈悲を感じました。

 さらに、「信徒加入式典」がありました。新しくご信心をはじめられた方のご紹介があり、本堂内で10名以上の方が立ち上がり、ご紹介を受けていました。若い方も多く、ビシッとスーツで決めた若い男性陣には敬服。御住職から允許証(正確には分かりません)をいただかれておられました。素晴らしいです。

 極めつけはフィリピンでのご弘通。すでに20軒40人がご信心を始められているということでした。黒柳さんという方が、わずか2年間でここまでご弘通されたとのことです。一人が変われば世界が変わるとはこのことです。素晴らしいし、すごいことです。黒柳さんは、2年前の交通事故から信心を見直され、フィリピンに別院を建立されることを発意したとのこと。奥さまはフィリピンの方で、カトリックから改宗した経緯を涙ながらに話されているシーンが映像で紹介されました。本山宥清寺にお参詣して、自分から「私は本門佛立宗になる」と思われたそうです。

 そして、フィリピンで黒柳さんからお教化された方の映像へ。御題目一つで、ご弘通されていることが分かります。映像で、またその方が、自分の抱えていた問題、病を、御題目をお唱えすることで克服できた、大変な、不思議な、御利益をいただいたのです、と語り、さらにそのフィリピン人の男性がお教化された女性が自分のご利益談を語っておられました。ボロボロに泣きながら、自分の姉妹をお教化したいと、本当に、ご信心の喜びを語っておられた。

 素晴らしいお会式、ご法要で、私からすると、「これぞ、佛立らしい!」と感嘆。彰勲師、亜理ちゃんに、心からエールを送りたいです。もちろん、遠妙寺の皆さまのご奉公によって、この大法要が盛大裡に勤められたに違いありません。もう、こちらも負けてはいられないと気合いが入ります。でも、反省ばかり。妙深寺、大丈夫かなぁ。最近のキーワードは、「幸せすぎて、不幸です」だから。もっともっと、御法さまの御意にかなったご奉公をさせていただかければならないと、信心改良できました。

 個人的に、嬉しいこともありました。ブログを見てくださっている方が多くおられるのだなぁ、と思ったのです。たくさんの方に声をかけていただき、励ましていただき、うれしかったです。これからも、頑張ります。応援してくださって、本当にありがとうございます。

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