2012年7月2日月曜日

『俗画さとし草』

さて、7月6日に開館式、7月7日から一般観覧いただける京都佛立ミュージアムでは、開館特別企画展として「俗画さとし絵展」が開催されます。

開導聖人ご直筆の『俗画さとし草』には、冒頭に次のようなお書き添えがあります。

「明治18年の秋、大阪の秦氏へかして、本年1月18日に弁了持ちかへる也。もうもう貸す事はこりはて候。長松堂文庫」

本来、この『俗画さとし草』は長松家の最重要の宝物の一つで、決して外に出してはならないという言い伝えがありました。

しかし、近年の世相を見ていて、今こそ「仏教ルネサンス」の時であると考え、「幕末・維新の仏教改革者」である長松清風を再び世に蘇らせ、その生き様や思想、信条、信仰をお伝えしなければならないという思いに至りました。

ここに展示させていただくことによって、少しでも開導聖人のお人柄に触れ、佛立のアイデンティティに気づいていただければと思います。

開導聖人はお書き添えを続けて、次のようにも仰せです。

「見たければ 出てきてみやれ うつすなら 出て来てうつせ かすことはいや」

アイロニーですねー。

ですから、是非ここまでお越しいただいて拝見していただきたいと思います。

0 件のコメント:

今般の皇室典範改正案について

  明治維新は、単なる政治革命ではなかった。日本の宗教秩序を破壊し、国家神道を軸に天皇制国家を再編する宗教革命であった。この点については拙著『仏教徒 坂本龍馬』に詳述した。 現在進められている皇室典範改正案を見ると、維新後に生まれた明治国家の亡霊が再び立ち上がってきたように感じる...