平成22年6月号の妙深寺報は、スリランカ信徒32名の来日特集と、シンガポールの方々から届いた一大現証の御利益についてまとめていただいている。今回の寺報も素晴らしいできあがり。この寺報は、価値があります。
いま必要なことは、元気なご弘通の姿、生き生きしたご信者さんの姿、ご信心の喜びに溢れた声を届けること。本門佛立宗の私たちだからこそ、言えること、話せるスタンスがあると思うのです。
脚色せず、気負わず、喜びや感謝から、言葉を発していただく。それを、妙深寺報は記事にして、一人でも多くの方にお届けしたいと思っています。大切なのは「御利益をいただいた」という「結果」ではなく、「御利益をいただくために」という「プロセス」ですから、「喜び」の前には、「迷い」があったり、「怒り」があったりするのですが、しっかりと御題目をあげていて、素直正直に御宝前に向かえば、必ず窮地から逃れられる、越えられない壁はない、現証の御利益があるということをお伝えしたいと思います。
この表紙の写真は、私がスリランカのゴール市でご奉公させていただいた時に撮影したものだと思います。夜明け前に目が覚めてしまって、ホテルの最上階に行きました。そこはレストランだったのですが、まだ閉まっていました。そこに座って、本を読んでいた時、目の前に広がった景色が、この表紙の写真です。朝靄が大地を覆い、本当に幻想的な中に太陽が昇りました。忘れられない、素敵な光景でした。
裏表紙は、妙深寺にある大きなお灯籠です。現在は第二本堂の地下、日博上人と日爽上人、先亡教務員が眠る御宝前の両脇に置かれてご荘厳しています。先住の一万遍口唱会の告知のために、このお灯籠を使わせていただくとは、本当にありがたい。
漆黒に光るこのお灯籠は、木で出来ています。本当に、丁寧に作られていて、見事なお灯籠だと思います。是非、お参詣の折にはご覧いただきたいと思います。
いずれにしても、6月12日は、朝一番から一万遍口唱会です。一人でも多くお参詣いただきたいと思います。
ありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿