空港へ向かっています。
バンコク経由で今日からスリランカのご奉公。
何もかも、予定されているご奉公が、無事に成就できますように。
体調はいつものようにギシギシ言っていますが、「もう少し」「もう一歩」という、自分が見ている夢、見えている整った形、先師上人方が描いていたところまで、せめてご奉公させていただきたい。
スリランカには良潤、インドには清朋、ネパールでは清行が頑張ってくれています。
ほんの10年前まで、何もなかった。
あったとしても不安定で、いつ風が吹いて飛ばされても、雨が降って流されても、仕方のない状態だった。
それが、確かな歩みを始めていること、それぞれネイティヴなメンバーが立派に育っていること、そして3ヶ国が連動してお互いに支え合い、人を育て、ご奉公を進めてゆこうとしていること。
どこまで出来るか分からないけれど、もう少し、もう一歩と思って、ご奉公して参ります。
どうか、ご協力ください(涙)。
ネパールでは清行がサムンドゥラデヴィの村に行ってセッションしたこと、ロシアのテレビ局が入って取材を受けたこと、「ボランティア」が番組のテーマで、ちょうどロシア人の女性が親会場に滞在していて取材が上手くいったことなど、いろいろな動きがありました。
大国ロシアで、私たちの活動が紹介されるなんて、とても光栄で、有難いことです。
本当に、ちょうどロシア人のボランティアがいてくれたタイミングなんて、御法さまにまたまた感謝です。
村とのことで、また少しお金のかかることがあって、昨夜は頭を抱えていました。
でも、やるしかない。
”No other way. Do it. Go Ahead.”
世界のボランティア組織からすれば、小さな小さな貧乏寺の活動ですが、み仏の「法の中に食あり」という言葉を頼りに、縁ある場所でのご弘通を進めさせていただきたい。
世界を変えられると本気で信じているし、信じていなければ価値も甲斐もない。
坂本龍馬が本当にそう言っていたかは分かりませんが、彼は土佐と江戸を往来しながら次のように考えていたらしい。
「天よ我に使命を与えよ。さもなくば死を与えよ。」
人間として、男子として、これほどの気概はない。
いつの世でも享楽的な人はいるし、道を得ない、道を求めない人もいる。
しかし、私たちは違う。
坊主でなくとも、友人たちは自己の夢を形にしようと輝いているではないか。
自分に懸け、人に懸け、わが子に懸け、夢に懸け、努力に懸け、天を信じ、御法にすがって、人は生きる。
昨夜3時ごろ読んでいた吉川英治の『宮本武蔵』にもそんなやりとりがありました。
横浜ベイブリッジから湾岸沿いを走っています。
少し渋滞していたけれど、出発の朝は美しいお天気です。
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