スリランカではホタルが年中飛んでいるのですね。昨夜は星のように蛍が飛び交うのを見ながら食事しました。本当に美しく、不思議な国です。
良潤師と共にコットマーレという奥部まで来ました。キャンディとヌワラエリアの中間にあります。
疲れているのもあったと思いますが深い眠りでした。朝5時に鳥たちの声で目が覚めました。湖の向こう側。空と雲と深い森。
スリランカの朝は必ず柔らかいピンク色になる。遠くから僧侶たちの唱えるお経の声が響いてきます。
かすかなお経の声にあわせて、様々な鳥たちのアンサンブル。これを重奏、重唱というんですよね。
とにかく自由に歌いあっているのに全てが調和しているように感じます。ずっと聞いていたいくらい。
実は、FMヨコハマのラジオのオープニングは私の絶対のリクエストで京都精華大学の小松正史教授の音楽を使わせていただいています。鳥のさえずりから始まる先生の美しいピアノの旋律。最高のオープニングだと思っています。
私も小松先生の薫陶を受け(勝手に遠くから勉強させていただいているだけですが)「サウンドスケープ」という、この美しい世界に満ちている「音」に耳を傾け、丁寧に聴き取り、お届けしてゆこうと思っています。
世界中を飛び回っているので、世界中の音を録ろう。小松先生に少しでも学ぼうと秘密兵器を購入。そこでしか聞けない音を、皆さんにお届けしたいです。
本当は、雑踏の音でも、街角の会話でも、川のせせらぎでも、車の走る音だっていいと思って。その国、その町、そこでしか聞けない音があって、不思議に感じるんです。
今朝は鳥たちの大合唱を録音しました。写真もいいけれど、音を切り取って聴いていただくって、素敵だと思いませんか?いつか聴いていただきたいです。
今日はヌワラエリアへ移動します。
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