2019年10月26日土曜日

宗風、令和元年の高祖会第一座


















被災された方の一日も早い生活再建と被災地の早期復旧復興を祈念しております。


横浜は昨日と異なり朝から穏やかな秋の晴天となりました。


令和の御会式、妙深寺の高祖会第一座を無事盛大に奉修させていただくことが出来ました。ご奉公、お参詣いただいた皆さま、ありがとうございました。


明日は東大阪本泉寺ご高職橋本恒梁御導師にご唱導いただく高祖会第二座「家族を守るご信心〜子どもはお寺でよく育つ〜」を10時より奉修させていただきます。


万障お繰り合わせの上、こぞって、そろって、お参詣ください。


妙深寺では令和元年1013日よりご挨拶の仕方を変更いたしました。


「ありがとうございます。」という本門佛立宗のご挨拶と同時に、ブラジル教区をはじめ海外教区を見習い、握手をすることといたしました。


今日も本堂や境内いっぱいで「ありがとうございます。」と握手のあたたかい嵐が起こっておりました。僕も400人くらいの方々と握手できたと思います。本当に、ぬくもりの伝わる、距離が一気に縮まる、最高のご挨拶です。


改良は本門佛立宗が最も得意とするところ。開化第一も本化仏教・本門佛立宗です。いいものは積極的に取り入れるのが宗風です。


そういえば、ラグビーの選手たちの爽やかさや温かさは半端ではありませんね。「ラガーマン」と言っただけで紳士的で、献身的で、やさしく、「ノーサイド」の精神を持っておられると、今回のW杯の様々なエピソードから伝わってきます。


長年の練習で身につくのか、選手も常に意識して行動しているのか、本当に素晴らしいことだと思います。


「ラガーマンらしい」とか、逆に「それはラガーマンらしくない」とか。


スポーツごとに、いろいろな文化があるものです。サーフィンにもそういう文化がありますし、ボーイスカウトのスカウト精神にも通じるものがあります。


仏教徒の精神や本門佛立宗の「宗風」というものは、本来そうしたものだと思っています。他の分野を見ると文言にした時点から逆に忘れてしまうことが多いものです。そうならないように、宗風を身につけ、それを体現しなければなりません。定めて終わりではありません。それを教講をあげて体現できているかどうかが問題なのです。


ラガーマンシップのような、その人を見るだけで、受け継いでいる教えが分かるような、それが目標です。


佛立アンバサダーのご奉公は、そうした側面もあるように思います。


心地よい、かぐわしい宗風が、いつも爽やかに吹いている。そんな人になりたいです。

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