2009年9月27日日曜日

日曜日のOKO、無事終了

 今日は日曜日。スリランカのセンターに於いて、それぞれ2席の御講を奉修。特に、午前中の御講ミーティングは400名を上回るお参詣者で、ガレージや中庭にもイスとスクリーンを用意してご奉公させていただいた。ここまで溢れかえったというのは初めてのようで、スリランカの北部のヌワラ・エリア、南部のゴール、マータラ、カタラガマなど、様々な地域から参集してくださった。

 遠くからのお参詣というので驚いたのは、昨日の夕方に寄らせていただいて、一座の口唱会を行ったマドゥカンダ・ワラニアのダラダービハーラからも多くのHBSのメンバーがお参詣していた。聞いてみると、あの時間から電車に飛び乗ってコロンボを目指したのだという。この御講のために。私たちも車で帰ってきてベッドに入ったのが2時を過ぎていたのだが、それ以上に過酷な状況でお参詣してくださっていたとは(汗)。ありがたいなぁ(涙)。
 コロンボのセンター、御講の朝となると、お助行に通った方々の顔が見れてうれしい。朝のご供養もサーダニーが作ってくれたのだという。彼女自身が申し出て、今日は大切な試験だというのに、「試験のため御講にお参詣できないのですが、せめてご供養をと思いまして」と言っておられた。本当に有難いなぁ。サーダニーのことはブログでも書いたことがあるが、ゴールの親会場の御戒壇を、お父さまのご回向のために建立御有志された女性である。ご主人はスキューバダイビングのインストラクターで、この前は紅海からメールをくれた。それぞれ、とても献身的なご信者さん。
 9時半からの御講席。開始前に、センターの中の、ありとあらゆる場所に人が座っておられた。青年会のディリーパやカスン、デュランが用意してくれて、今日はマイクとスピーカー、薄型テレビ、ガレージや中庭にもイスが配置されていた。子どもたちは、外に座るように言われていたのかな?大勢の子どもたちが、いっぱいお参詣してくれていた。

 今回、小野山師にスピーチをしていただきたいと思い、彼に準備をしてくれるように頼んでいた。是非、こうした機会に、この御講で、こうしたご信者さんを前にして、お話をしていただきたいと思っていた。前回、清顕にもさせたのだが、本当に有難いご奉公になる。だから、今回は是非とも小野山師にしていただきたいと思っていた。
 素晴らしいスピーチだった。英語も、本当に上手で、ビックリした。やはり、人は、場所と機会によって成長してゆくのだ。慣れが一番怖い。「みんな自分を知っている人たち」という中では、成長することが極めて難しい。リスクはあるが、外に出てご奉公させていただく中で、いろいろなことを身につけ、改良し、成長していける。批判があるかもしれないが、出て行くしかない。今回、小野山師に来てもらって、本当によかったと思う。ちょっと無理矢理誘ったかな(汗)。
 小野山師は、8年前の草創期に福岡御導師の随行でスリランカを度々訪れ、ご奉公されていた。彼を知っているメンバーも多い。津波支援の時にも、清康師や清顕(当時は隆二くん)と一緒に、スリランカご奉公の先輩として活動くださった。今回、5年ぶりのスリランカ。彼は、以前のスリランカを知っている一人として、感激を言葉にしてくれていた。当時は親会場もなかった。それが、今では、こんなに大勢のお参詣があり、素晴らしい親会場も建立できた。本当に素晴らしい、と。彼の言葉によって、ご弘通が本当に進展したことを実感した。それにしても、英語、うまかった(汗)。

 その後、今回の御講ミーティングの御法門。シニア・メンバーからのリクエストもあり、今回は少し厳しい御法門となった。というのは、理論的な御法門でも、エモーショナルなものでもなく、信心をする者の気をつけねばならぬ点、戒め、などについて。難しいことだ。
 スリランカの方々は、本当に速やかに現証の御利益を感得する。昨日のセッションでも、そうだったのだが、初老の女性が「御本尊を奉安していただいてから、もう家の中がベネフィットで溢れている」と語り、青年が「ご信心をして半年ですが、信じられないような御利益をいただいて驚いています」と語る。それぞれ立ち上がって発表してくれるほどだ。
 それはそれで有難い。しかし、「その後」について説いて欲しいというのだ。御利益が早いが、その後しっかり続くように、どっちの方向に行ったら良いのか、しっかりと教えてください、というものだった。いろいろな角度からお話をさせていただいた。ここで、今は書けないけど。とにかく、本当に有難い御講席だった。
 2席とも、無事に御講が終了し、センターに帰ってきました。クタクタです。ちょっと、ボロボロです。30分の夕方のお看経も終わりました。これから、夕食。ミランダさんやご奉公者全員で一緒に食べます。本当に、有難いことです。

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今年もいよいよ大詰めですー

いよいよ「今年最後」のご奉公が続き、「よいお年を」というご挨拶をさせていただくようになりました。 今年最後の教区御講を終えた日曜日の夕方、横浜ランドマークタワーのスタジオで白井貴子さんをゲストにお迎えしてラジオの収録を行いました。ずっと聴いていたいほど大切なお話が盛りだくさん。 ...