憂いのない、こんな晴れやかな、嬉しい一日があるんですねー。
今日は、本当に穏やかで、嬉しかったです。
立耕師と美穂さんの結婚式。
スリランカで出会った時はヒョロヒョロした線の細い青年だった立耕師。
第3回 青少年の一座でご奉公を一緒にさせていただいた時、見違えるように芯の通った青年になっていた立耕師。
教務になると聞いた時、そして妙深寺で修行すると聞いた時は驚きました。
そして、尊敬する小林御導師、小林ご住職から、妙深寺で修行させるようにとお話をいただいた時、大丈夫だろうかと不安になりました。
妙深寺は仏教界の海兵隊みたいなところで、みんな毎日野営キャンプをしながらご奉公しているようなお寺ですから、洗練された光薫寺とは違うし心配になったのです。
ちょうど妙深寺には、立耕師よりも年下の、若い教務がおりました。
野崎清翔師、堤清信師、ディリーパ良潤師、有馬清朋師、橋本恒潤師、清水法光師、そしてコレイア清行師。
その中で、彼はみんなに愛され、みんなをじょうずにまとめて、ご奉公してくれました。
清行は立耕師を「じーじ」と呼んで、本当にお兄さんのように慕って、小さな小さな一緒の部屋で一年間を過ごしました。
清行はネパールで頑張ってくれましたが、それも佛立教務の大切な部分を立耕師が教えてくれたからだと思っています。
お預かりしている教務さんとしては珍しいことなのですが、立耕師には妙深寺の受持を持っていただきました。
本当に素晴らしいご奉公をしてくれて、弱い面もあった臨港教区を根っこから再生させてくれました。
彼のご奉公が実り、引き継いだ法光師の努力もあって、臨港教区は今年の三大会、教区も3つの部も全てで参詣目標数を達成するという快挙を成し遂げました。
一年前のネパールでのことは、筆舌に尽くしがたい思い出です。
あの時、これ以上ないほどの過酷な状況の中、病院、警察、大使館と、カトマンズを駆け巡りながら気を張って奮闘していましたが、ふとした瞬間に旭を想って涙が溢れ、溢れ溢れて止まらなくなり、彼の前で何度か男泣きしたことをまざまざと覚えています。
僕が彼の胸を借りて泣き、支えてもらったくらいですから、佛立教務の家内となる美穂さんのことも包み込み、守ってくれるでしょう。
僕は、佛立教務は世界で一番かっこいい、生きがいのある職業だと思っています。
それはとても贅沢なことです。
夢の中で生き、志の中で生き、その上に生活までさせていただいているのです。
これほどの贅沢な生き方はありません。
僕たちに売るものはない。
強いて言うならば仏さまの教えを説かせていただいて、それを糧に生活させていただいています。
だからこそ、夢を失い、志を失えば、仏の教え、仏の法を売って生活している者、儲けている者という汚名を着て、まさに戒められている「食法餓鬼」となります。
最高にかっこいい生き方と、最高に格好悪い生き方は、紙一重。
それでも、立耕師は、カッコイイ、絶対にかっこいい本物の佛立教務になる。
苦難、困難を乗り越えて、共に佛立教務道を歩もう!
光薫寺は最高に充実した、最高に洗練された可能性に満ちたお寺。
僕たちはいつも目標にさせていただいています。
立耕師という、心優しい、抜群の共感力、人の心に寄り添うことのできる気鋭の弘通家を得て、さらに発展されることと思います。
うらやましい。
今回、立耕師と美穂さんの結婚式に参列し、光薫寺にお参りさせていただき、光薫寺の皆さまと触れ合って、妙深寺はいろいろな面で遠く及ばないことを実感しました。
しかし、お手本をしっかりと追いかけながら、僕たちも頑張っていこうと思いました。
立耕師、美穂さん、おめでとうございます!
心平くん、最高にかわいい。
これからもよろしくお願いいたしますー!
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