2011年3月3日木曜日

越路吹雪と夜桜

10日近くの海外出張となりましたが、無事にご奉公させていただくことが出来ました。

出発前にいい音楽CDがないかお尋ねして、邦楽から洋楽まで、本当に素敵なアルバムを教えていただきました。たくさん取り込んで聴いて過ごしました。

実は、自分チョイスを、今までほとんど聴いたことのない、普段からは想像もしないようなものを選びました。「越路吹雪ベストコレクション」「男と女 オリジナルサウンドトラック」。

若い方には知らない名前やタイトルかもしれませんが、借りてよかったです。

越路吹雪さんの歌や歌詞を聴いていると、何かの依存性になってしまうんじゃないかと思うくらい強烈でした(笑)。あまり感情の浮き沈みが極端な人は聴かない方がいいかも。

それが音楽というものですが、心を揺さぶり、時にえぐり、高めたり、落としたり。スリランカ仏教のお坊さんたちが音楽を遠ざけているのは心がかき乱されるからでしょう。仏教は詠唱の効能を修行の中心に置きながら、そのあまりに強い力には注意を払ってきたのですね。

それにしても、すごかった、越路吹雪さん。これは持っていかれます。

「男と女」は、古いフランス映画です。大好きな映画で、この中で昔の恋人が口ずさむボサノバというかサンバをもう一度聴いてみたいと思って借りてみました。これもよかったです。やはり、この映画は、いいです。

Jack Johnsonも、あらためて聴いて心が落ち着きました。シャンソンとは真逆のサーフ音楽(笑)。目の前に青い海や夕方の海外の落ち着いた風景が浮かび、心地いい風を感じるんですよね。あぁ、海だ、って。ここ、忘れてはいけませんね。海から離れたらいけない。ローカルルールですが、海という故郷を忘れてはいけないことになっております(汗)。

そういえば、シンガポールの御講の直前、正太から電話がありました。河田と相談して、仲間内は年に一回は花見の時期にお寺に集合ということにする、という業務連絡でした(汗)。

みんな20年来の親友たちです。ご迷惑をかけないよう厳しく指導いたしますので(笑)、桜が咲いたら少し境内地をお借りできればと思います。来年の記念大会には古い友人たちが1000人ぐらい連れて来てくれたらいいのですが。ということで、よろしくお集まりください(業務連絡)。

その他にも、たくさんたくさん聴きました。シャンソンからサーフ、クラシックからサザンまで。iPodには落語も入っています(笑)。柳家小三治師匠のしぶい巧さに学ぶ。あまり聞けていないけど。ブラジル本門佛立宗が製作した曲もたくさん入れています。もちろん、宗歌も奉賛歌も入っています(笑)。「妙深寺御法門ベストコレクション」を入れてくればよかったな(涙)。

とにかく、一人になった時は特にiPodにお世話になりました。心強いツールです。今回は、特に越路吹雪さんにお世話になりました。

ありがとうございます。

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