原発近くには、現在でも数軒のご信者方が避難されずに住まわれています。それぞれ現地でのライフラインに関係するお仕事に従事されている方々で、避難するお考えはないとのこと。
お一人は息子さんが東電に勤めておられ、今も原発事故の現場で作業されており、息子が命懸けで仕事をしているのに母親の自分が逃げるわけにはいかないと仰っています。あの日本の存亡をかけた危険極まりない現場に、佛立信者の一人が奮闘しておられることを明記しておきたいと思います。
何とか、せめてお助行や、励ましや、足りない物資をお届けしたいと思いますが、今朝の現信師からの電話では市の機能も麻痺しており、自主避難という曖昧な発表によって情報も遮断されているとのこと。
とにかく、妙運寺の住職として、強い責任感を持ってご奉公されている現信師ですが、くれぐれも気をつけてくれと言って電話を切りました。やるせない。
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