昨年は一度も遅れることなく発刊できた『妙深寺報』。
今年もお正月号が完成しています。
コツコツ、コツコツ、妙深寺報。
本当にありがたいです。
今年も功徳を最大化して、謗法や罪障を乗り越えてゆけるように、私たちのご奉公を現証の御利益を『妙深寺報』に記録し、ご披露してゆければと思います。
年末、わざわざ津久井やまゆり園さまからお手紙をいただきました。
今年も、あの凶悪な惨劇を忘れず、私たちに出来ることを続けてゆきたいと思います。
私たち人間の中に潜む狂気と、何よりも圧倒的な無常を知らなければ、「ありがとうございます」という佛立教講のご挨拶は分かりません。
「ありがとうございます」は「サンキュー」ではない。
「有ることが」「難しい」ということを、つくづく心で思い返さなければ、「ありがとうございます」も空虚に響きます。
悲しいこと、寂しいことがあっても、それに打ちのめされるだけではなく、だからこそ前を向いて、力を漲らせて、「ありがとうございます」で生きてゆく。
無常を忘れないから、過ぎた年を振り返って、感謝も出来る。
無常を痛感するから、一年を振り返って、反省も出来る。
無常だからこそ、新しい一年のご祈願に力も入る。
分からない人には分からない。
なめたらいかんぜよ、ということになる。
今日は長野に参ります。
本晨寺で新年初総講・祝杯式、弘通発願式もさせていただきます。
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