スリランカからのお客さま

昨日、御講と会議の合間に、スリランカからのお客さまが来てくださいました－！

この方は熊本大地震の被災者のためにと、１４００箱のセイロンティーを寄付してくださいました。

彼はディリーパ良潤師と同じロイヤルカレッジ出身。

昨年５月末、国際仏教徒映画祭に参加するためスリランカを訪れた際、彼の会社を訪問しました。

若くして亡くなられた創業者のお父さまのご回向もさせていただきました。

そのお父さまのご回向のために、熊本で被災した方々へ大きな寄付を申し出てくれたのでした。

被災した皆さまが、紅茶を飲み、大変なお身体やお気持ちが、少しでも安らげばという、彼らの気持ちが詰まっていました。

そして、この紅茶は、松本現薫師や小野山淳鷲師、堤清信師が熊本に行き、長薫寺さまの厨房をお借りして、夜を徹してセイロンティーを使ったアイスティーを作ってくださり、広安小学校の避難所と益城町総合体育館の避難所、そして益城町役場など、それぞれの被災者の皆さまに届けてくださいました。

彼の妙深寺へのお参詣、本当に嬉しかったです。

彼は本当に志が篤く、しかもスマートで、素晴らしいビジネスマンでもあります。

私たちが訪問した時の写真を、会社のパンフレットにも掲載してくれていました。

来月、スリランカを訪れる際に再会することを約束して別れました。

今日、東日本大震災から５年１０ヶ月目を迎えました。

忘れないという復興支援があり、それぞれが思いを馳せて、想いを込めて、過ごすことが大事です。

南無妙法蓮華経。