1月も今日で終わり。
早いですー。
明日は6時半から月始総講を奉修させていただきます。
1月最終日の今日は原稿を書いて過ごしました。
毎月のことではありますが、『妙深寺報』『本晨寺通信』『役中テキスト』も完成が楽しみです。
一昨日は河口湖オルゴールの森美術館の平林オーナーの新年会、昨日は財団法人100万人のクラシックライブの理事会。
お邪魔しているのが申し訳ないお坊さんですが、本当に勉強させていただいております。
お招きいただいていることに、ひたすらの感謝です。
自分に出来ることは何か、ずっと考えていました。
修行の機会、社会の学び、信仰への刺激、いろいろなものを得て、大げさですが今回の命の糧にさせていただいています。
朝焼けから夕焼け。
この前も書きましたが、朝の本堂に射す太陽の光、その動きを見ながら、美しい地球の営み、動きを感じます。
今日のニュースに少し出ていました。
私たちの地球は地軸を中心に時速約1600キロで自転しています。
そして、太陽を時速約10万キロのスピードで回っている。
さらに、その太陽系の中心にある太陽は、銀河系を中心に時速約85万キロで移動しています。
さらに、さらに、その太陽系や地球を含んだ天の川銀河(銀河系)は、時速約200万キロ以上の猛スピードで宇宙空間を突っ走っているんですねー。
今も。
この瞬間も。
ワクワクしますよね。
本当に、すごいことです。
仏教では、こうした宇宙観をずっと説いていたのだから、本当にすごいと感動します。
それぞれの国に伝わる神話も、私たちのルーツであり、尊いものだと思いますが、本物の仏教はスケールがそもそも違うかもしれません。
いくつもの宇宙があって、その時間軸もいくつもあって、それが繰り返されている、というスケールは、想像を絶するものだから。
そして、いま現実に宇宙空間を飛んでいる銀河系、太陽系、地球も、想像を絶するものです。
貴重な貴重なバランス。
想像を絶する法則。
壮大な宇宙の中で、瞬間の、刹那のような時間に生きる、私。
命は三千大千世界の宝物よりも尊いと教えていただきます。
「命は三千にもすぎて候。而も齢もいまだたけさせ給はず。而も法華経にあわせ給ひぬ。一日いきてをはせば功徳つもるべし。あら惜しの命や。」可延定業書・日蓮聖人
いま私たちの中にある「命」は、この全宇宙の宝物よりも尊い価値のあるもの、まして人間と生まれて法華経の信仰に出会った人の命は、一日でも長く生きれば功徳が積もる。惜しい命だ、と。
壮大な宇宙の片隅に浮かび、猛烈なスピードで飛んでいる地球。
すっごいなー。
今日も最高の感覚。
道ばたの雑草すらキラキラと輝いて見える。
ありがたいっ。
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