若い頃、先輩に連れて行っていただいて、スカイダイビングのライセンスを取らせていただきました。
明け方、スカイダイビングの夢を見ました。
怖いけれど、楽しい先輩たちの姿。
世界一のジャンパー、久保さんの明るい笑顔。
窓を開けたまま12000フィートの高さまで飛んでゆく、あの飛行機。
飛行機から一人で飛び出すあの感覚。
本当に、先輩方には感謝してもし切れないくらい、とっておきの体験をさせていただきました。
フリーフォールの50秒間。
時速200キロで地上に堕ちてゆきます。
アドレナリンの爆発的な放出。
古の仏教徒も想像を絶する体験に違いありません。
空中で集まり、手を組んだ瞬間、時間が止まったようになります。
1秒1秒が、コマ送りのようにゆっくりになって、地上に降りて思い返すと、わずか50秒が10分くらいに感じるのです。
陸の仲間、海の仲間、空の仲間。
坊主にこんな貴重な体験を与えてくださった先輩方。
1月14日、秀さんの四十九日忌法要にあわせて、妙深寺でささやかな偲ぶ会をさせていただきます。
主に海の仲間を中心に50名の猛者が妙深寺に集まってくれます。
四国からヒサくんも来てくれることになりました。
感謝ばっかりです。
僕が出来る恩返しは、中途半端な坊主ではなく、この道でも変わらず精一杯ご奉公していることだと思っています。
若い頃を知っている人ならば、恥ずかしさもありますが、「長松ならこうなるな。相変わらずだな。」と思ってもらえたら有難いですし。
求道者のように、むちゃくちゃでも道を得たら精一杯やっていることを。
14日、秀さんに喜んでいただけるように、また皆さんと無事に再会できるように、今から胸が熱くなります。
明日は寒参詣に引き続き新年正月の教区御講が3席。
いまゴクンとするだけで喉が超絶痛いのですが、うがいをして持ちこたえなければ。
スカイダイビング、また一人で飛びたいなーと思いつつ、そんなことをしたら妙深寺の皆さんから叱られそうなので夢だけにしておきますー。
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