力尽きる間も無く、教務会、清和会御講、夕方から東京。
清和会御講は清顕師と悦子さんのお席。
金丸護持御本尊のお迎えと、藤本御導師が護持されていた御尊像ご奉安の御礼、御導師のご祥月、鈴江御導師、伯是師、教竜師、教正師のご回向を言上させていただいた濃密な年末御礼御講でした。
今年も12月31日まで、何一つ油断できない、無駄に出来ない、一日一日です。
今あることが難しい。
ありがとう。
無常を心底わからないと、ありがとうは分からない。
あなたが生きている今日は、どれだけ素晴らしいだろう。
あなたに会えた今日は、どれだけ素晴らしいだろう。
命は、三千大千世界の宝物よりも素晴らしい宝物。
一日でも長く生きて、積み重ねよう。
傷つくのが怖いから、登場人物を減らす人生、そういう生き方を選ぶ人がいます。
いつか別れが来る、無常を前提にすれば、愛することに臆病になる。
愛するからザワザワする、いっそ愛さない方がマシ、と。
そして、登場人物をセグメントして、減らして減らして、本当にいつしか減って減って、山や林の中に入って、心の平穏を求めて。
これは、法華経本門の教えや生き方とは違うんです。
確かに寂しい、ザワザワすることもあり、愛すればこその悲しみも痛みもある。
しかし、生きている間、愛して愛して、登場人物を増やして増やして、泣いて笑って、笑って泣いてしてゆく、していける、その中に究極の価値ある人生、修行、成果があると教えていただく。
本門の流儀。
私たちの流儀。
登場人物を増やしまくり、一人ひとりを大切にしまくり、愛して、愛して、愛してゆく中の、泣いて笑って、笑って泣いての幸せを、喜びを、平穏を、伝えたい。
13日はお祖師さまのお総講、夜は鈴江御導師の仮通夜。
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