深恭師の顔は涙でぐちゃぐちゃになっていました。
岡田さんも泣いておられたし、お参詣の方々も泣いておられました。
午前10時半から石田さんのお席で妙深寺長野別院長野教区の教区御講、午後1時から本晨寺住職御講、午後3時から妙深寺長野別院の閉堂式を奉修させていただきました。
いろいろな気持ちが渦巻く中、みんなが乗り越えようと心を一つにしてくださいました。
妙深寺長野別院ー。
平成16年1月から、約13年間。
14戸だったご信者さまは60戸となりました。
今日、この長野別院を閉堂し、来年からは本晨寺に所属していただきます。
すでに本晨寺を知る人は少なく、多くの皆さんに無理を申し上げました。
深恭師の並々ならぬご奉公、佛立教務として苦労を厭わず、むしろ問題のある方々の中に飛び込んで東奔西走されてきたご奉公によって、教務に対する信頼を取り戻し、その信頼を積み重ねて今日を迎えました。
山ほど言いたいことはおありになるはずですが、涙をこらえて、皆さんが未来を見てくださいました(涙)。
たくさん感じております、本当に申し訳ない、本当にありがとうございます(涙)。
小さいけれど、全てが愛着に満ちた、思い出にあふれた法城でした。
あたたかい笑顔と活気、少ないながらも素晴らしい方々ばかりで、苦難や困難もありながら、この長野別院で何度も涙しました。
大好きな篠原さんがいないのは辛いけど、そんなあたたかい雰囲気を作ってくれた篠原に心から感謝しています。
この小さな法城を、大切に大切に守ってきてくださった皆さんに。
思い出が、いっぱいです(涙)。
本日、妙深寺長野別院の看板を下げ、岡田教区長にお渡ししました(涙)。
皆さん、本当にありがとうございました。
さあ、本晨寺も、妙深寺長野別院も、これから一つになって、全く新しい法城を築いてゆきます。
今日、午前と午後の御講で皆さんがお話しくださったように、本晨寺の再建というより、来年からは新生本晨寺、信州の佛立、本晨寺創建のご奉公に力を合わせてゆきましょう。
本物の佛立信心を!
長野からの帰り道、東京に寄っていたら今の時間となりました。
お月さまはまだ大きいのに、今夜は星がたくさん見えます。
キラキラと輝いて。
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