2007年6月1日金曜日

子どもたちの声

 月始総講が無事に終了し、220名のお参詣だった。 本堂には子どもたちのお参詣の声が響き、大阪からのお参詣もあって有難かった。

 そう、子どもたちのお参詣が多くなっていることは嬉しい。お母さんやお父さんが連れてお参詣されているということであり、お祖父さんやお祖母さんが連れてきてくれていることもあるが、やかましいくらいがちょうどいい。その声に負けないように、大きな声で御法門させていただけば良いし、御法門聴聞も「聞き耳を立てて」ということが大事なのだ。良いマイクとスピーカーを使えるようにはなっているけれども、それで「耳」だけを使ったのが「聴聞」だと思ってはいけない。何度も書くが「聴く」という字は「耳」「目」「心」という字で「聴」なのである。御法門台に目を凝らし、口の動きを追うくらいのお参詣があったら有難いではないか。

 子どもたちの声は確かにやかましいかもしれない。しかし、日博上人時代はこんなものではなかったという。各家庭に2~3名、多ければ4~5名の子どもがいて、ほとんどの参詣者が子どもをおんぶしたり、だっこしてお参詣していたのだから、お講席などは大変な騒々しさだったという。その子どもたちの声をかき消すくらいの御法門の迫力、ご信者方の熱意だったのだ。

 私は月に二度、京都に行く。京都の長松寺で御総講を勤めさせていただく。その長松寺の御宝前から玄関の間、開導聖人の五五の御指南の間までの距離にご信者方がご参詣くださる。開導聖人の当時、マイクやスピーカーはなかったことを思い返す。よく、声が通られたのだろうなぁ、と。ローマ帝国の時代、リーダーの第一条件は声だったというのも頷ける。

 5月、奥山さんのお席での御講。家から溢れ出た78名のお参詣だった。文字通り、家から溢れていて、庭にイスを出して、お参詣くださっていた。部屋は満タン。西日が差して大変な熱気だった。外には子どもたち。青年会が約10名、子どもたちは15名くらいいただろうか。

 記念に子どもたちを写真に撮った。みんなお菓子を食べて、おとなしかった。可愛い子どもたち。有難い。有難い。

 協議会も終わり、15:30から教務会である。

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