月始総講が無事に終了し、220名のお参詣だった。 本堂には子どもたちのお参詣の声が響き、大阪からのお参詣もあって有難かった。
そう、子どもたちのお参詣が多くなっていることは嬉しい。お母さんやお父さんが連れてお参詣されているということであり、お祖父さんやお祖母さんが連れてきてくれていることもあるが、やかましいくらいがちょうどいい。その声に負けないように、大きな声で御法門させていただけば良いし、御法門聴聞も「聞き耳を立てて」ということが大事なのだ。良いマイクとスピーカーを使えるようにはなっているけれども、それで「耳」だけを使ったのが「聴聞」だと思ってはいけない。何度も書くが「聴く」という字は「耳」「目」「心」という字で「聴」なのである。御法門台に目を凝らし、口の動きを追うくらいのお参詣があったら有難いではないか。
子どもたちの声は確かにやかましいかもしれない。しかし、日博上人時代はこんなものではなかったという。各家庭に2~3名、多ければ4~5名の子どもがいて、ほとんどの参詣者が子どもをおんぶしたり、だっこしてお参詣していたのだから、お講席などは大変な騒々しさだったという。その子どもたちの声をかき消すくらいの御法門の迫力、ご信者方の熱意だったのだ。
私は月に二度、京都に行く。京都の長松寺で御総講を勤めさせていただく。その長松寺の御宝前から玄関の間、開導聖人の五五の御指南の間までの距離にご信者方がご参詣くださる。開導聖人の当時、マイクやスピーカーはなかったことを思い返す。よく、声が通られたのだろうなぁ、と。ローマ帝国の時代、リーダーの第一条件は声だったというのも頷ける。
5月、奥山さんのお席での御講。家から溢れ出た78名のお参詣だった。文字通り、家から溢れていて、庭にイスを出して、お参詣くださっていた。部屋は満タン。西日が差して大変な熱気だった。外には子どもたち。青年会が約10名、子どもたちは15名くらいいただろうか。
記念に子どもたちを写真に撮った。みんなお菓子を食べて、おとなしかった。可愛い子どもたち。有難い。有難い。
協議会も終わり、15:30から教務会である。
2007年6月1日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
他人の過失を見るなかれ@横浜ラグーン
ネパールからお便りします。 11月13日、横浜ラグーンを放送させていただくことが出来ました。心から、ありがとうございます。 日本で、世界で、多極化、カオス化が進んでいます。世の中の激流、その大変化。辟易しますし、不安にもなります。でも、油断していると転覆、沈没してしまいます。 「...
-
この地球が到達した、彼も助かり我も助かる、持続可能の再生可能クリーンエネルギーを確かめ合えた時間。 普遍真理、普遍思想を説く仏教が、人びとのライフスタイルに密着し、プラクティカルに実現していることに感激する一座が、本門佛立宗妙深寺の開導会でした。これほど嬉しいことはありません。...
-
磁力で引き寄せられるように自然と一つになってゆく。人間たちの想像をはるかに超えて。僕たちは大きな宇宙の中の小さなピースに過ぎないから。本当に、不思議です。誰がシナリオを書いているんだろう。 今日、サンフランシスコの淳子さんが妙深寺にお参詣くださいました。まったく知らなかったです。...
-
今週の横浜ラグーンは俳優の西村まさ彦さまをお迎えしました。 ご存知のとおり、「振り返れば奴がいる」「古畑任三郎」など、大河ドラマ、映画、舞台、声優、CM出演など挙げればキリがないほどひょうきんな役からシリアスな役までオールラウンドに演じられる名優・西村まさ彦さん。 ジブリ作品『...
0 件のコメント:
コメントを投稿