骨董のおじさん、ありがとう。○△さんは、あなたに救われた。
昨夜、ある記事を見ていたら、下町のとんかつ屋さんのことが出ていた。
親夫婦と息子さんが店に出ている小さなとんかつ屋さんだそうだが、美味しそうなお店でそこに入ってみたという。
記事を書いた人は舌鼓を打つつ美味しいとんかつを食べ、そのご主人と会話をはじめた。その時、「こんなに美味しいけど、毎日とんかつを揚げているとそれだけでお腹がいっぱいになって、食べたくなくなるでしょう」と聞いたという。
すると、そのご主人が、
「いや、そんなことはありませんよ。自分が『美味しい』と思っていなかったらお客さんが喜んでくれるはずがないし、毎日毎日『美味しい』と言ってくださるお客さんの顔を見るのが自分の生きる喜びなんです」
と言っていたという。
本当にそうだ。自分が「有難い」と思っていなかったら、誰も幸せにできっこないし、誰も救えない、喜んでももらえない。
誰かの幸せ、喜びが、自分の幸せ、自分の生きる喜びであることが、人生の極意、ブッダの教えであろう。
そのことを、今朝は骨董のおじさんや、とんかつ屋のご主人から教えていただいているように思った。
2007年6月12日火曜日
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