7月15日の本山・宥清寺の開導会(佛立開導日扇聖人・御正当会式)第四座13:00から、全国の青少年に参詣を呼びかけた「青少年の一座」が奉修される。
この青少年の一座は、「人間~生かす、生かされる、命~」をテーマにしており、全国的な問題となっている子どもたちのいじめや自殺、家庭や学級崩壊などに対して、本門佛立宗の青年たちや子どもたちは何を思い、何を学び、どのように生きていくべきなのかを考える「機会」にしていただこうと考えて、若い御講師方が会議を重ねている。
先に「回向」の項でも書いたが、大切な方のご命日を「機会」「基点」にして、人が生き方を変えてゆくことができれば、何よりの「ご回向」になる。「報恩(恩に報いる)」のご奉公となる。
だからこそ、このご奉公はとても大切であろう。仏さまの教えをいただいている若い人たちが、混迷する社会の中で「人間」であることを自覚し、「人間」として少しでも「人」のために生きることを志し、生かされていることに気づき、「命」を大切にして、「命」を救えるような「存在」になれたら、何より素晴らしいだろう。
2007年6月6日水曜日
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