
そのディリーパが6月7日、神港教区の髙島席で奉修されたお講にもお参詣した。実は、平成19年10月、ディリーパ君のお父さんであるアベイさんと同じくスリランカ信徒のガマゲさんが来日され、妙深寺のご信者さんのお宅をお助行に回ってくださった。その時の一席が髙島さんのお宅だった。
お席主の髙島さんは、「お父さまに引き続いて息子さんまでお参詣してくださるなんて」と心から喜ばれ、御礼のごあいさつをされた。髙島さんは続いて、「一昨年、ディリーパ君のお父さまと、ガマゲさんがおいでくださったときに、私と永田さんでお二人に拍子木を贈らせていただきました。それで、今日ディリーパ君がお参詣くださったので、何も用意できていなかったのですが、急遽私が使っているものですが、お拍子木をプレゼントしたいと思い立ち、ここにお渡しさせていただきます。昨年スリランカに行かせていただいたときに、お父さまがプレゼントした拍子木を使ってくださっていたので、本当に嬉しかったです」と。

本当に、こういう出会いや交わす心と心が、ありがたい。ありがたい御講だった。
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