夏期参詣の朝。朝参詣が終わったら、本堂から地下にある大広間まで下りてご供養をいただく。みんなで一緒の朝ごはん。ここには、住職も教務さんも一緒。だから、ご挨拶もできるし、お顔を見れるし、ゆっくりお話もできる。
とはいえ、あまりに通過してゆく方々が多いから、ご飯どこにはいっているか分からなかったり(汗)。話し込んでいる間に、お箸の間からポロポロとご飯がこぼれたり、お味噌汁のお椀を上げたままフリーズしたりする(汗)。でも、それがうれしい。お話ができるし。
この距離が、いいんじゃないかな。ご信者さんとの距離。みんなでいただくご供養、朝ご飯。これから、夏本番、夏期参詣も本番。ぜひ、朝参詣をして、一緒に朝のご供養をいただきましょう。 それでも、ちょっとだけ線は引いてる。今日の準備ご奉公では、教務さんが一緒にご供養をいただいた。本堂や御霊前のお掃除を終えて、みんなで婦人会さんの作ってくださったカレーをいただく。この妙深寺名物のカレー、昔からムチャクチャ美味しい。それはさておき。
準備ご奉公のまねごとをしていた長男が、「僕もダディと一緒に食べたい」とカレーを持ってきた。「ダメだ。このテーブルは御講師だけなんだよ。お前は、お教務さんじゃないからね。あっちで食べなさい」と。ここは、線を引くわけです。涙を飲んで。確かに、お教務さん方も、ドロドロに汗をかきながら準備ご奉公をしているから作業着なわけで、長男はそこにもぐりこめると思ってたのか。
私がそう言うと、長男、すごすごと引き下がる。ちょっと、下心もありながら、言ったのだけど…(「お教務さんになったら座れるんだよぉ~」という下心)。分かってくれ~、と思いながら、寂しそうに食べている長男の背中をチラチラ見てしまった。馬鹿親だ。
あとでボソッと、「僕も、お教務さんになりたい」と言っていたから、今の段階では成功かな。
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