2009年7月22日水曜日

日蝕、見ました?

 京都からも、雲の切れ間から日蝕が見れた。
 すごいなぁ。天文少年の血が騒ぐ。少しだけ、気持ちがやわらぐ。地球、月、太陽。想像を絶する、壮大な営み。生かされていることに気づけば、今目の前にある問題も小さくかすんでしまう。
 宇宙に。太陽に。本当に、すごいなぁ、ありがたいなぁ、と感謝の言葉を伝えたくなる。
 漆黒の宇宙に浮かぶ、地球を感じられる、素晴らしい機会。戦場で戦っていた兵士たちが、日蝕を見て戦うのを止めたという故事を思い出す。
 人間が、その存在の小ささ、命の貴重なること、生きとし生けるものとの尊い絆を思い返したら、謙虚になれるのに。もっと、いい生き方ができるのに。御宝前に、御本尊に向き合う私たちは、いつも、こうした壮大なものに頭をひれ伏す大切さを知っているはず。
 それにしても、今年は、いろいろあるな。立正安国論上奏750年、人類月に到達して40年、ダーウィン誕生200周年と『種の起源』出版150周年。いろいろ、あるなぁ。

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