2010年3月17日水曜日

あと、数時間

6日の朝早く日本を出発しました。長かったような、あっという間だったような、不思議な感じです。

12日間もお寺を留守にしました。その間、妙深寺と長松寺の方々には、たくさんのご奉公、代務、ご祈願をいただきました。本当に、ありがとうございました。

今日は、日本時間の18時から麩屋町の長松寺で御総講でした。ちょうど松尾さんのお宅でお看経が始まった頃で、麩屋町にお参詣の方々を思い浮かべて御題目をお唱えさせていただきました。欠仕して、申し訳ありませんでした。

日本から韓国、台湾、香港、シンガポール、スリランカ、シンガポールとご奉公させていただきました。日本から、出たり入ったりしていたら時間とお金がかかるので、そのまま韓国からアジアを廻らせていただきました。

結果としては、駆け足過ぎて、もったいなかったのではないかと思いつつも、まずは、ひと目でも、少しでもお会いできて、ご奉公させていただいて、一緒にお看経させていただけて、よかった。本当に、よかった。

韓国での結婚式、妙深寺から駆けつけてくださった皆さま、本当に、ありがとうございました(涙)。ゆっくりお話できなくて、ごめんなさい。でも、皆さまとは、いつもつながっていると感じていればこそ、頑張れます。本当は、一緒に観光もしたかった。韓国、未だに観光したことないな。次回、御導師に嫁いでナガマツを泣かせたチカちゃんに案内させようっと。頼みます。

清風寺からのお参詣者の方々とも、ほとんどお話が出来ませんでした。せっかくの機会でしたが、本当にもったいないことをしました。また、よろしくお願い致します。特に、韓国鶴松寺や新清寺の本寺は清風寺ですから、皆さま、チカ子をよろしくお願いします。よくお看経もお教化もする、素晴らしい女性です。千本祈願をした彼女だからこそ、韓国での妥協が許されない、逃げ道のないご弘通ご奉公の中でも耐えて、やり切ると思います。信じています。よろしくお願いします。

台湾では、日出人さんと会えて、本当によかったです。男、侠、漢。すごいな、と思いました。

香港。何といっても、稔子さんのお宅に御本尊がご奉安できたこと、インターネットでつながったこと、一緒にお看経できたことなど、本当に、待ちに待ったご奉公、お会いできて、よかった。日本にマヤが来たら、安代さんと一緒に京都か横浜に来ていただきたいな。お母さんが大変な時だからこそ、マヤちゃんにも、ご奉公させてもらわないとな、と思っています。

真裕子さん。数年来の念願がかなった。一昨年の、たしか12月、京都の全日空ホテルのロビーでご夫婦にお会いできました。わざわざ全日空ホテルで会合に参加していた私のために来てくださいました。本当に、あの時から、真裕子さんのご奉公を、自分がしっかりさせていただかなければならないと思っていました。今回、ご奉公ができた。やはり、そうだった。真裕子さんのお宅でお看経させていただいて、本当に思いました。深い深い理由がありました。ありがとうございます。これから、です。よろしくお願いします。

また、本当に、私には過分な、もったいないホテル、申し訳ない、ありがとうございました(涙)。やはり、香港のペニンシュラとスリランカのセンターの、圧倒的なホスピタリティーのギャップには参りました(笑)。贅沢をさせていただいたら、途上国でのご奉公が厳しくなりますね(汗)。教務は、アスリートのようにストイックじゃないと(涙)。居心地のいいところに安住してしまったら、ほとんどご奉公だと思ってるのは本人だけになってしまいますから。

スリランカ、今は未来に向けた正念場。福岡御導師と二人でのご奉公は、本当に久しぶりでした。別々の、御導師の代わりにはならないが、別のタイミングでご奉公することで、福岡御導師の負担を軽減し、スリランカのご信者さんにも喜んでもらおうとしてきました。事実、そうなっていたと思いますが、やはり、今回の安定感、スリランカの皆さまの喜び、安堵した姿は忘れられません。スリランカ弘通史に残る過密スケジュール、ハードスケジュールでしたが、本当によかった。未来につながる組織の在り方を模索して、恒久的に発展できる通を実現するために、正念場のご奉公を乗り切ります。

シンガポール。これは何度も書きました。ほんの数年前まで、何もなかった。たくさん、ご弘通の糸、きっかけを探しました。ただ、見つからず、実りもしませんでした。

しかし、いま、涙が出ます。やはり、一気に動き始めました。まさに、御法さまのおかげです。齋藤さん、ジェッド、八田さん、二宮さん、そして松尾さん。本当に、かけがえのない御法さまから派遣いただいた方々のように感じます(涙)。

全てがこれからですが、嬉しいです。日本も海外も関係ないと思っています。すべて、ご弘通のため。住職も教務さんも、その先頭を走りたいと思うばかり。

妙深寺では、今日もコツコツと、皆さまがご奉公くださっているはずです。佛立の世界観は、差別はないが区別はある、です。教務は特権階級ではない、役割が違うだけ。しかし、この役割がとても大切なはず。

とにかく、いろいろな立場で、日本や海外のボーダーもなく、こっちは出来ない、あいつはいいな、俺には無理、ではなく、精一杯の佛立ご奉公の在り方を求め、実践するしかありません。

ブログ、「よくもまぁ、こんなにアップできますね」「まぁ、マメですねぇ」と言われますが、冗談ではありません。私は、マメとは真逆の人間です。しかし、ただ一つ、今の、いろいろなご奉公、生き生きした宗門のご奉公、本当の仏教、本来の佛立、教務のご奉公やご信者の方々のご奉公をライブでお伝えできたら、きっと、またご弘通につながる、と思って、のんびり過ごしたい時でもブログのアップを考えています。自慢じゃありません、人気取りでもないです。とにかく、お伝えしたい。本当の仏教、本来の佛立を。

筆まめでもない自分を動かしてきたのは、本当にありがたいという気持ちだと思います。そして、先住への思いです。本当に、先住に会いたい。とにかく、先住に会いたい。会えるまで、命を削ってでも、頑張りたいと思います。

あと5時間で、ホテルを出ます。本当に、ありがとうございました(涙)。

0 件のコメント:

お寺は空気と雰囲気

昨日は今年最後のお総講、辞令下付式、受持発表、午後からは教講納会がありました。 新旧の教区長さん、新旧の部長さん、新旧の婦人部長さん、それぞれ最高のご挨拶、ありがとうございました。明るく、楽しく、という言葉が次から次へと出てきて、胸がいっぱいになりました。本当に、これこそ生きたお...