手作りの御戒壇です。私はスリランカでたくさんの手作り御戒壇を見せていただいてきましたが、この屋根ははじめてです。
手作りで、編んであります。Cane(籐、葦、竹)のようなもので作られているんですね(汗)。
素晴らしい。手作り、ありがとうございます。
御本尊をご奉安させていただいた後、少しお話しました。
1つ目は、御経文にもある「門(GATE)」として、生きてまします佛陀、諸佛諸天のお住まいになる、お出ましになる尊い「門」として、常に、その門が大きく開き、家族を見守り、導いてくださるように、朝に夕に、御題目をお唱えするようにというお話をしました。
御教歌
夜も昼もお守りあるを疑ふな
我ら凡夫の目には見えねど
2つ目には、私の誕生日について(笑)。3月1日が私の誕生日だったのですが、HBSのメンバーのお誕生日は「若返り」のためにあるんですよ、とお話しました。
開導聖人は「信心は、誕生日ごとに若返らせなさい」とお示しになられていますから、私たちは誕生日に自分の信心の若返りとリフレッシュにトライします。
なぜ、このようなことをしなければならないと教えているのでしょう。
それは、裏を返せば、私たちの「信心」というピュアな心の状態は、キープするのが非常に難しく、時間が経てば経つほど、劣化してしまう特性を持っているからです。若返り、リフレッシュが欠かせません。
信心の状態として、最も基準とすべきポイントが2つあります。
1つは、御利益をいただいた直後など、御本尊の尊さと有難さを目の当たりにした時。理屈も何もなく、御本尊の前に、素直正直にひれ伏すようなピュアな状態。
2つ目は、御本尊を自宅に迎えた日、つまり、皆さんにとっては今日のことです。
御本尊をお迎えして、有難くて有難くて、手を合わせ、御題目をお唱えし、お敬いしている今日。それが、1週間後、1ヶ月後、1年号、5年後、10年後は、どうなっているか。
一番怖いのは「慣れ」です。物事が「レア」でなくなること。「怠り」が生じて、「慢心」が高まっていきます。そのままだと、ピュアな信心がキープできなくなり、ゲートはしまってしまう。
そうならないように、みんなで、いつも信心をフレッシュな状態に保つようにしよう、若返りとリフレッシュを心掛けよう。
キープ・チャンティング!ありがとうございます。
こうしたお話をして、無事にご奉安が完了しました。その後、夕食のご供養をいただき、これも手作りで感謝。いま、車で戻っている最中です。
ありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿