ずっと、みんなで、ご祈願をしてきてくれた、小さな命。カスンの家から日本に電話をしました。
鵜飼師が容態を教えてくれました。やはり、非常に危険な状態とのこと。日本の、各地で、小さな命に送り届けようと、御題目が唱えられていたはずです。遠くスリランカからも、ご祈願させていただきました。
いま、また鵜飼師から連絡をいただきました。いま、息を引き取ったとのこと。悲しい知らせでした。
しかし、意味の無いことはない。
厳しい状況、厳しい病状の方を思いやり、お助行は始まります。そして、妙不可思議の現証の御利益が顕れる。
信心が高まり、菩薩心が篤くなればなるほど、厳しい状態の方の御祈願が増えます。簡単じゃなくなる。
真剣に御祈願するなかには、残念ながら、見送らなくてはならないこともあります。
しかし、これだけは確信して。無駄なことなど、何一つない。たまきちゃんのために、みんなで祈ることができて、私たちこそ、感謝しなければ。意味の無いことはない。
今夜、コロンボのセンターに戻ったら、小さな命に、御題目を重ねてお送りしたいと思います。
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