昨日、妙深寺にとっては大変恐縮至極のことですが、宗務総長・木村日覚御導師にご来寺いただきました。本当に、恐縮いたしました。
先月より河野彰国師からご連絡を頂戴し、御導師がフィリピンの支援活動の御礼として妙深寺にお参詣をと仰せになっているとお聞きしました。畏れ多い。そんなー、支援活動で、御礼なんて。
再三再四、お断りというか、そんな激務中の激務を重ねておられる御導師に、しかも支援活動の御礼のためになんて、来ていただくわけに行かない、もったいなくて、果報を無くしてしまう、と思って、そのようにお伝えしていたのです(汗)(涙)。
しかし、昨日、本当に、わざわざお出ましをいただきました。
もったいない(涙)。
お計らいをいただいて、朝からシトシト降っていた雨は上がり、妙深寺の全教務、幹部のほとんどが御導師をお迎えできました。
お越しになる前、妙深寺のみんなにはお伝えしていました。
東日本大震災からずっとお話ししてきたとおり、支援活動は御礼を言われてはいけない、むしろ御礼を言いながらさせていただくもの。それを、今日こうして御導師にお出ましいただくのは、本当に、もったいないと。
宗務総長としてではなく、遠妙寺のご住職としてとのことでさしたが、わざわざ、お越しいただいてしまいました。申し訳ございません。
本堂にお上がりになり、ぜひ導師座で御唱導いただきたいとお願いしたのですが、「御礼に来たものが導師座に上がるのもどうかと思います」と仰せになり、またまた恐縮いたしました。
そのまま一座のお看経、フィリピン第一次支援活動・無事ご奉公の御礼の言上と、東日本大震災・福島原発事故の終息、フィリピン救援活動のご奉公成就、宗門各寺院のご弘通発展、海外弘通の進展などを言上いただき、みんなで御題目をお唱えさせていただくことができました。
本当に、身の引き締まる、あの支援活動から、こうした果報を頂戴できるとは思いもよらず、有難さを噛みしめていました。
フィリピンでは、あの時の活動によって、様々なご縁が花開いており、少なくとも各地で30戸ほどのお教化に結びついているとお聞きしました。
アバヨン師や黒柳御講師のご奉公、素晴らしいです。支援に行かせていただいたみんなもうれしいですね。
あの危険な状況の中、支援活動を続けながら、現地の人とすれ違う時に、「ありがとうございます。サンキュー。ナムミョウホウレンゲキョウー」と言っていたご挨拶が、まだ流行しているというか、みんなの口に残っていると聞き、また感動でした。
フィリピンの救援活動の記事は下記のリンクにあります。
http://hbs-seijun.blogspot.jp/2013/11/blog-post_25.html
http://hbs-seijun.blogspot.jp/2013/11/blog-post_2154.html
http://hbs-seijun.blogspot.jp/2013/11/blog-post_27.html
http://hbs-seijun.blogspot.jp/2013/11/blog-post_28.html
それと、2009年11月9日のプログに書いた『遠妙寺での感動』という記事もご紹介します。
http://hbs-seijun.blogspot.jp/2009/11/blog-post_195.html
木村御導師には、こちらがさせていただいたご奉公をはるかに超えてしまうような温かいお心遣いをいただき、もはや果報が尽きました。
御導師がお帰りになった後、みんなでまたフィリピンの救援活動についても、しっかりご奉公させていただこう−、と固く誓い合った次第です。
一天四海皆帰妙法。
世界は、一つ。
一つに、する。
かならず、できる。
そのために生き、そのために死ぬ。
ご弘通の発展途上地域では、出て行くことばかりのように思いますが、持って帰ってこれる『感動』がある。
そのとおりで御座います。
ありがたいです。
ありがとうございます−。
2014年2月3日月曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
お寺は空気と雰囲気
昨日は今年最後のお総講、辞令下付式、受持発表、午後からは教講納会がありました。 新旧の教区長さん、新旧の部長さん、新旧の婦人部長さん、それぞれ最高のご挨拶、ありがとうございました。明るく、楽しく、という言葉が次から次へと出てきて、胸がいっぱいになりました。本当に、これこそ生きたお...
-
この地球が到達した、彼も助かり我も助かる、持続可能の再生可能クリーンエネルギーを確かめ合えた時間。 普遍真理、普遍思想を説く仏教が、人びとのライフスタイルに密着し、プラクティカルに実現していることに感激する一座が、本門佛立宗妙深寺の開導会でした。これほど嬉しいことはありません。...
-
4月3日、無事にFMヨコハマ「横浜ラグーン」を放送させていただくことが出来ました。ご奉公に追われてまたまたお知らせが遅くなってしまいました。 「横浜ラグーン」は、時代の激しい波の中、日々世界へ出航してゆく皆さまに、安らぎとエネルギーをお送りするエンパワーメントプログラムです。免疫...
-
生き方は二つしかない 『損得で生きるか』 『尊徳で生きるか』 損か得かで生きる人間は、付き合っていても得がないと思ったら離れてしまう。 徳を大切にする尊徳の人間は、お互いを大切にするから一生の仲間になる。 source: pinterest
1 件のコメント:
Arigatougozaimassu.
Nagamatsu-shi is a pleasure avidly their publications. I'm always reading your posts. For me it is a pleasure to see a great emissary of the Buddha. Here in Brazil I had the pleasure of meeting odoshi Correia with whom I had a wonderful dialogue and I have already explained my great desire to become a priest of the HBS.
Nagamatsu-shi please keep posting these wonderful texts.
Thank you.
Arigatougozaimassu!
Gilmar Souza Koizumi
コメントを投稿