2014年2月18日火曜日

WALL・E(ウォーリー)

それは西暦2700年のことらしい。

ゴミだらけの廃墟の街に、1台のロボットだけがカタカタと動いてる。

いったい、どんな映画なのだろう、ファンタジーかな、SFかな。子どもが観ている横で眺めていました。

どっぷり、たっぷり、ほっこり、感動しましたー。

もう何年も前に観たのですが、何度観てもいいんですよねー。

荒廃した地球に、独りぼっち残されている地球型ゴミ処理ロボットの
「WALL・E(ウォーリー)」。

ひとり寂しく暮らすウォーリー。

そこに、宇宙からロケットが降りてきて、きれいなロボットが出てくるんです。

ウォーリーは、スクラップの中から古い古い映画を見つけて、観ていました。

そこに、手をつないだり、人と人が愛し合う姿を見て、憧れていたんですね。

ウォーリーは、宇宙から降りてきたロボット・イヴに恋をします。

切ない恋心。

イヴは強くて、頼もしい。

ウォーリーはシンプルな古い機能しか持っていませんが、何よりも純粋な思いがある。

イヴを追いかけて、ウォーリーはロケットにしがみつき、宇宙へと向かうんです。

果てしない宇宙は、本当に壮大で、美しく描かれているんです。

でも、一方で、人間たちが汚し切った地球は、宇宙から眺めても汚れています。

「宇宙ゴミ」というのか、地球の大気圏の上空には、壊れた人工衛星が無数に浮かんでいます。

まさに、地球は、廃墟になったんですね。

そこに、ウォーリーは残されていたんですね。

イヴは、地球に小さな緑の苗を探しにきていました。

その苗を見つけた瞬間から、イヴはモードが切り替わってしまった。

ウォーリーはイヴを救うために一生懸命でした。

ここからは、書くのを止めた方がいいですよね。

映画を観ていただいた方がいいかな。

どうやら、イヴは、地球を捨てた人間たちが送ったロボットだったようです。

人間は愚かです。

人間は、人間自身で、人間同士で、その愚かさに気づくことが出来なくなってしまったんです。

それを、ウォーリーが、ロボットが、教えてくれるんですー。

そこが、とっても深くて、センスのいい皮肉で、しかもポッカリ、ホッコリ気づく形で示してくれる映画なので、いいなーと思うのです。

「自然災害が国を滅ぼす」と書いてからも、この大雪。

大雪に閉ざされて、まだ身動きできない方々がいるのに、いつもながら情報が少ない。

日本のテレビは娯楽でしかないことを、いつもながら痛感します。

20日にスリランカへ向けて出発しますが、また大雪になるとか。デイ・アフター・トゥモローの世界。成田に辿りつけなかったら、どうしようかと思案しています。

強くて激しい情熱をもって、環境問題や人間の愚かさについて語りたいと思うのですが、時に「WALL・E(ウォーリー)」のような映画を観て、ホッコリ、しっとり、うっとりしながら、人間の生き方、自分の生き方を考え直したり、改めたりするのも、いいと思いますー。

お時間があれば、ぜひ。

ご覧あれー。

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