2014年2月15日土曜日

ギリギリのヒヤヒヤから

姫井御導師ご夫妻には、本当に大変な中をお出ましいただき、ひとえに申し訳ないです。

昨日は和樹さまご夫妻のフライトがキャンセルになるのではないかとヒヤヒヤし、今日も姫井御導師ご夫妻のフライトが変更になるなど、観測史上例のない、猛烈な大雪の中で、ご奉公させていただき、誠に有難く思います。

実は御導師が搭乗を予定されていた便は欠航となり、変更されたフライトも欠航となり、それを知った17時の時点で完全に万事休すという状態となりました。

大混雑の千歳空港でキャンセル待ちをしてくださっている御導師ご夫妻。チャーター機を用意するか、今から車でお迎えに上がるか、いろいろな考えが浮かびましたが、すぐにそれが無理なことだと気づく繰り返し。

まさに、万策尽きた、もうダメだ、前代未聞、申し訳ないが、という思いで途方に暮れる思いでした。

しかし、何と18時過ぎ、キャンセル待ちのフライトにお乗りになられるとの連絡。飛び上がりました。

早速、左右に雪の山を見ながら羽田空港にお迎えに上がりました。そして、無事にご到着。ホテルまでお送りいたしました。

やはり、すべて、お計らいです。全部に、意味があります。そう確信いたしました。

キャンセル待ちの整理券は150番。列は遅々として進まず、昨夜から待っておられる方もいた中で、キャンセル待ちの飛行機に乗れたとのこと。大混雑の空港で。本当に、有難い。

当たり前のことなんて、一つもありませんね。

もう、潮目が変わっていて、何が起きてもおかしくない世界の中で、今までのように何事も進むと思う方がおかしい、甘い。

今回、こうして厳しさを学ぶことが出来たことが、後々に大変な現証であったと気づくはずです。

まだ、第三京浜も横浜新道も通行止めで、明日も交通網は寸断されていると思います。

それでも、私たちは北海道から、御導師と奥さま、ご信者みなさまをお迎えにすることが出来ました。

是非、ここでこそ、ご信心が試されていると思って、ここが功徳の積みどころだと信じて、お参詣ください。これが佛立信心です。

ヒヤヒヤのギリギリでしたが、大変な大自然の猛威の中で、賢治さんの音楽会も無事盛況に終了することが出来て、姫井御導師ご夫妻もお迎えすることが出来ました。

思い返せば、第1回の青少年の一座も、巨大な台風が列島を横断し、準備に準備を重ねてきた私たちは、あの時も試されていたと感じます。交通網は乱れに乱れ、残念ながら京都でまでたどり着けなかった寺院もありました。そう、長松寺に宿泊してくれた布教区もありました。

それでも、当日はカラッと空が晴れて、夕方、本山の大屋根の上に、見事な虹が出ていたのを覚えています。

これが、現証でした。あの青少年の一座も、大きなうねりを起こしたご奉公となりました。ギリギリ、ヒヤヒヤの中で、みんなで作り上げたご奉公でした。

今日も雨は上がり、本当に不思議でした。壮年会の皆さまが、汗だくになって雪かきをしてくださっていたことを、忘れられません。明日、境内の綺麗さに、びっくりされると思います。

明日も、晴天の下、盛大に奉修させていただきたいと思います。

厳しい寒さにも、雪にも負けぬ、北海道の皆さまの強いご信心を学ばせていただきますー。

ありがとうございますー。

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