2012年3月3日土曜日

岳との別れ

岳が、42才の若さで亡くなりました。九死に一生を得て、約20年ぶりに実家に戻りました。1ヶ月半、ご両親と過ごして、私も久しぶりに彼に会い、握手をして別れました。私にとっては、それが最後になりました。

6時に成田空港に着き、そのまま迎えに来てくれた望ちゃんの車の中で着替えてお悔やみに行かせていただきました。

岳の姿を見て、言葉が出ませんでした。最後に交わした言葉の一つ一つを思い返し、御題目しか出てこない。本当に、厳しい。無常とは。ただ、いつ目を覚ましてもおかしくないほど、きれいな顔でした。

岳へ。私がボーイスカウトの班長をしていた時、一緒でした。これからご信心をして、一緒にご奉公しようと思っていました。本当に残念でたまりません。

当たり前ではない全てのこと。一瞬一瞬が、永遠に戻ることのない一瞬であること。いろいろ想いが去来します。

妙深寺へ帰山し、今は神奈川布教区の会議です。経力寺さまで弘通教養実践会議です。9年間に及ぶ長い布教区のご奉公でしたが、この秋で任期満了を迎えます。締めくくり、しっかりさせていただかなければなりません。

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