昨夜、いつもは気丈な奈々ちゃんが、先生から厳しい状況だという説明を受けて、沈んでいると聞きました。心配でしたが、奈々ちゃんの顔を見て、話ができて、とにかくよかった。
7日に、まず重要な手術があります。手術以前に、毎日が油断できない、緊張した状況。それを自覚して過ごしている奈々ちゃん。落ち込むのも当たり前です。だだ、だからこそ、みんなで支えてゆきたい。
連日連夜、青年会が本堂でお助行してくれています。奈々ちゃん、本当に、励みにして、感謝して、自分の状況を乗り越えようとしています。本当に、みんなに感謝していました。
怖い。痛いほど、よく分かります。自分が奈々ちゃんと同じ状況に置かれた時、奈々ちゃんのようにいられるか分からないほどです。
人間は、なかなか人を思いやることが出来ません。若い人は老いの苦しみを知らず、健康な人は病のもたらす苦悩を知らず、元気な人は弱っている人の気持ちが、なかなか分からない。
でも、仏教徒は、「同悲同苦の菩薩行」を目指します。それが、他をも幸せにし、自分をも幸せにし、国も世界も、幸せになってゆく生き方だと知っています。だから、苦悩するタイミングはズレるけど、とにかく、同じように悲しみを感じて、同じように苦しみを感じてゆく、同悲同苦のご奉公、お助行の中で、たくさんのことを学び、感じます。
奈々ちゃん、みんながご祈願しています。みんなで、悲しみや苦しみ、不安も怖さもシェアして、立ち向かうしかない。
ありがとうございます。突然で、ごめんね。
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