ここではアメリカ横断のご奉公記録を書いてきたわけだが、すでにアメリカのイラク政策もアメリカ国内の状況も随分と変わった。(下院と上院の勢力図など)
しかし、大統領が変わったわけではない。世界的に環境・政治・経済など混沌とした状況は相変わらず。テロとの戦い方に大きな方向転換はなく、環境政策でも同じ。
ただ、着々と大統領選挙が近づいている。ブッディスト・トランス・アメリカでも立ち寄ったアーカンソー州リトル・ロックにはクリントン大統領記念図書・博物館がある。川辺にあるユニークな建造物。その大統領夫人だったヒラリー女史とバラク・オバマ氏が民主党の次期大統領の有力な候補だという。少しはマシな世界になるだろうか、と思っていたら、あるビデオに出会った。すごい、ヒラリーやオバマもたじたじのお祖父さん。いまのブッシュ大統領の選択、イラクでの占領統治などを歯に衣着せずバッサリ切っていて、感動した。目からウロコ。日本にもこういう人が出てきて欲しい。打算や小賢しい人ばっかりで芯がないと、こういう発言は出来ない。信念がないと。良い格好して、勉強して出てくる言葉じゃないんだなぁ。
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