2007年5月15日火曜日

風邪の具合、

 鼻とノドからくる熱と倦怠感。久しぶりの風邪は身体にこたえたが、こういう時間を持てたのも久方ぶりのことだった。ブログの更新も、あまりに飛び回っていて出来なかったから。
 ブログはしていなくても原稿と文字に追われている。毎月御講席(ご信者のお宅でお勤めする本門佛立宗の法要:法座)が14席、御総講が横浜・妙深寺と京都・長松寺を合わせて6回、いつも異なる御法門(本門佛立宗の法話)を、御教歌(佛立開導日扇聖人が残して下された教えの歌)をいただいて勉強し、作らせていただくのだが、毎月最低でも5首ほどの御教歌から作らせていただく。
 原稿はといえば、まず毎月「役中テキスト(「役中」という言葉はご信者さんの中でも、特に人の為にご奉公くださる「お役をいただかれた方」という意味。その方へのテキスト)」にも原稿を書く。これはご信心のことを分かってくださっている方々に向けたものなので少々難しく(?)、少々強く、御仏の教えを「実践」する大事を書かせていただいている。
 また、毎月書くものに「妙深寺報」の巻頭言がある。これはHBSのホームページでeyesとして掲載されているのものだが、役中テキストとは違って、できるだけ分かりやすく、「本門佛立宗のご信心に縁はあるけれどもよく分からない」という方でも読めるようなものを心がけている。いや、最近は難しいし、中途半端という叱責もあるのだが。(いや、「最近」じゃない。前から、、、)
 御法門、役中テキスト、寺報の巻頭言、と重なって、これに御講席へのご奉公、お助行、横浜と京都の往復、会議、海外でのご奉公とくるのだから、ちょっと恐ろしい。メールは毎日60通くらいいただくのだが、これにも可能な限り、みなさんに、迅速に答えるようにしている(英語の場合は遅くなる。ごめんなさい)。トホホ、トホホなのである。勉強不足では文字にならぬし、信心が弱ければ透けて見えるし。心は焦る、いつもオンの状態。こういうことだから奥さま(自分の妻なのだが)に怒られちゃう。

 いや、そう言って逃げているわけにもいかないので、非常に充実して、「有難い」と思ってさせていただいてる。自分が生きていて、こうしてご奉公できて、しかも御仏の教えをこうして書かせていただいて、説かせていただけるなんて、なんと有難いことだろうか。そう心の奥底から思える。

 このブログは、そうした書き物の中でも、出来るだけ一般の方にもおつきあいいただけるような、そんな内容を目指して書いている。いや、書いていきたいと思っている。
 今日、どうしてもお助行に行かせていただきたい方がいるのだが、風邪を移してしまってはいけないということで行かせていただけない。庫裡の御宝前で、遠くから御祈願させていただこうと思う。
 明日は京都。午前中に横浜では御総講があるのだが、私は10時には妙深寺を出発せねばならない。14時から長松寺で会議なのだ。18時から長松寺での御総講。いつも大阪近郊のお寺からお参詣をいただいて、有難いと思う。京都滞在時間4時間半で往復することもあるが、1時間以上もかけて長松寺にお参詣してくださる方のことを思えば有難いではないか。そう思う。
 明日の横浜妙深寺での御総講(妙深寺の婦人会・教養会も併修)では、女性の方からご信心でで感得された様々なことを語っていただくのとともに、私の御法門ではなくダライ・ラマ師と邂逅したDVDを放映する予定。ぜひ、お参詣を。
 風邪もよくなり、本当に有難い。
 今日、午後には、ひろし君が成田から直接お寺にお参詣されるとのこと。彼はスペイン、フランス、イタリアへの出張で、今日帰国する。彼のビジネスの躍進ぶりには、ただただ驚愕。本当に御法さまの御力をいただいていると思う。あぁ、有難い。
 ありがとうございます。
  
 
(写真は、京都下京区・四条通から麩屋町通を少し下がった場所にある由緒寺院・長松寺の外観と御宝前の間)

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