2007年5月25日金曜日

日曜日の講義について

 日曜日は第5支庁の布教区青年会の方々に海外弘通についてお話しする予定になっている。ずっと先のことだと思っていたのだが、今週末となった。時間がない。

 御総講は無事に終了し、御本尊御修復のことなどで終了後は関係の方々とご相談し、教区の方々は教区事務のご奉公、私はご信者さんとお話をさせていただいていた。

 いま、そのまま局長室で日曜日の講演内容を作り、プロジェクターとDVDなどの機材を確認していた。確認している最中に、これまでに作らせていただいてきたDVDを見返していた。つくづく、今日までの有難いご奉公を振り返った。駆け足ではあったが、得たものはかけがえのないほど大きい。

 インド・ビハール州ラージギルの霊鷲山で行われた「インド開教御講」の模様をまとめたDVD、「佛法西漸の奇跡」。遠い過去のように感じるが、あのご奉公は忘れられない。

 その約一年前、これも一人でイスラエル・パレスチナに行った。その模様もDVDにまとめており、「人類の心の闇」への旅として編集した。

 高祖立教開宗七五〇年のご奉公では、妙深寺で「次の時代へ~私たちに出来ること~」というビデオを作らせていただいた。13分ではあったが、妙深寺として今後の方向を見据えたものとして貴重なビデオである。

 その他に、グランデ・ファミリアではオープニング、スリランカ津波支援活動の報告、イタリア、ブラジル、エンディングと、DVDがまとめられている。その後の海外でのご奉公と合わせて見返してみると、本当に感慨深い。

 そして、最後はやはりダライ・ラマ師とのセッション、今回の「インド渡航紀」である。日曜日には、私のまとまりのないお話よりも、こうしたDVDを見ていただいて、実際に海外の方々の口から出る言葉、海外弘通の現場での空気を感じていただき、それが国内各寺院のご弘通、参加者一人一人のご信心・ご奉公に資すれば有難いと思う。

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