2007年5月22日火曜日

昨日と今日と、

 横浜・三ツ沢の丘の上にある妙深寺は、窓から横浜港やベイブリッジが見渡せる。朝は特に清々しく、本堂内が港からの光に包まれる。この上なく気持ちの良い空間であると毎朝思う。
 昨日も今日も、座る暇もなく、ブログも書けなかった。今朝も時間がない。

 妙深寺の朝参詣は6:30から7:45まで。7:45からは8:00まで、御法門。私は後ろに下がらせていただいて、こうしてブログを書いている。過去帳などの御染筆(筆で書かせていただくこと)があるとPCに触れることも出来ないが。

 昨日は午後からお通夜の準備であった。妙深寺の通夜告別式は一般信徒の方に至るまで「歎読」を読ませていただくことにしている。その方の御一生を御宝前に言上する。どこで生まれ、どのように生き、どのようにご奉公されたか。昨日はお通夜のご奉公に出かけるギリギリまで掛かって、ご位牌や経帷子の御染筆、歎読の作成をさせていただいていた。
 18:00からの葬儀で帰山が20:00だっただろうか。お通夜では言上中に泣けて泣けて仕方なかった。小泉さんの遺影が微笑んでいて、5年前にはじめてお寺でお会いした時の、はにかむような、苦笑いのような微笑みが思い出されて仕方なかった。
 今朝は、この後9:00に出発して告別式に向かう。まごころを御題目に込めて、ご奉公させていただきたいと思う。

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